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アオハルはロックでござります  作者: 弁財天睦月
迷いながら音楽

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1-2

相楽さんにとって怖ろしいのは卒業と同時に奨学金返済という多額の借金を抱えてしまうことだ。

相楽さんで400万円を超える借金になる予定だと言ってる。


せっかく学校に来たんだからキャンパスちゅ〜所をひと通り見ておこうかねってことで独りで探索。

ど〜せなんの予定もなく暇でござる。


高校とは違ってやったら広い。

あっ、高校···

このキャンパスは付属高校も一緒だった。

中学もあるんだった。

交流することはないだろうが見かけることはあるだろう。

そして最も重要な初めての学食。

6号館の地下にあるという憩いの場所。

行ってみたがやってなかった。

そりゃ、そうか。

授業があるわけでもないんでお休みだ。

あとのお楽しみになった。


帰りも歩き。

ちょっと速歩きなら家のドアから大学の正門まで15分で行ける。

これがバスだとすると、バス停まで行って正門までだと同じくらいの時間。

時間短縮なら自転車。

8分あれば行けるだろう。


大学での授業が始まったのは木曜日からだ。

2時限目の10時40分からの授業が初になる。

いきなりの100分間の授業は長くてしんどい。

まともに授業を受けるのなんて何ヶ月ぶりになるだろう?

そんなだらけきった時にいきなり1時間40分もの授業って、そりゃあんた、酷でござるよ。


なんとか耐えきった廻琉は12時20分からのお昼に突入。

50分しかないのでまず学食に直行。

おぉ、けっこう混んでる。

なんにしよ〜かねって選んだのがカツカレー。

人生初の学食で独りっきりで食したのはカツカレー。

なんとなく目について提供されるのも食べてしまうのも早いのがカレーだと思ってのこと。

カツカレーは昨年の夏以来になる。


まだ1回だけしか授業を受けてないのだが、こうして学食まできてもジャージ姿は自分だけかと廻琉はわりと周りを見ていた。

体育会系じゃないんだけどこれじゃ体育会系そのものだと思われる。

廻琉はスカートなどほとんど履かない。

そこらへんは体育会系というよりボーイッシュなんだろう。

 

でも大学生になったからにはなとは思っているが今はガマン。

今月の25日に派遣の給料が入る。

それまではこのままいくかってなる。


考えてみると小百合叔母さんってオシャレだ。

その娘である和沙美もオシャレだ。

すでにメイクもチラッとし始めている。

廻琉の家はおかんがオシャレではない。

外に出て働いているから最低限の装いはしている。

ブランドものには興味がないらしい。

その娘であるから廻琉もオシャレじゃないと自分で思っている。

良くない遺伝じゃないかと勝手に思っている。

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