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理事長室②

理事長の話が大体すんだ頃

いつの間にかイライラも収まっている事に気づく。


あぁ、この人の優しい笑顔のおかげかもな。


理「君たちのハンドルネーム何ですが…」


Sクラス一人一人に理事長が送る名前ハンドルネームがあり、

Sクラスの人々は生徒から

その名前で知られる?という。


何でそんな名前が必要なのか、

ごく一部の理由としては

Sクラスは優秀な人材の集まりなので

毎年生徒の憧れになるからだそうだ。


別にハンドルネームなんて無くても良いと思ったが

一応伝統の様なので貰っておくか。


理「颯くんにはチャシャ猫、叶奏くんにはアリスと名づけよう。」


「ッッ‥‥。」

まるで心の奥底に隠れていた

何かが揺さぶられたような…


颯「‥‥。もう要件はすんだ?Sクラスは授業免除って言ったでしょ?帰る。」

ばっ、と音が出そうな勢いで

颯が俺の手掴んで理事長室を後にする。


さっきのは何だったのか、分からない俺は考えるのをやめてしまった。

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