表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
6/34

異世界開拓への道の始まり

そうして、鬼の青年からの言葉を待っていると、彼の口から衝撃の言葉が放たれた。


「そうだなぁ。ある程度歴史は長いから簡潔に必要そうなことをまとめて話そうか。」


「この世界が、このようなダンジョンや魔物が生まれたのは約700年前の大災害によるものだったらしい。この大災害はこの世界に多大なる犠牲を強いたらしい。


大津波、大地震、大火災etc…。確実に生物が滅んでしまうような災害が起こったみたいなんだ。


ある程度の災害が収まったとき、宇宙からいくつかの星が落ちて、一度世界が滅びたという記録が残っているんだ。」


その話を聞いているときに、一つ疑問になった。


「その大災害がどうやってこの世界を形成したんだい?」


「そこなんだよな。まあ俺達が冒険者学校や、親などから何度も聞かされていた話を教えてやるよ。」


「この世界は、三神によって創り直された言われている。大災害によって、世界が一度滅びた際に三神がもう一度この地にチャンスを与えるため世界を作り直したという記述が残っているんだ。


三神はそれぞれ、『創造神ゼニス』、『愛の女神アフェリア』、『戦神ベルガルド』と呼ばれている。


創造神は世界の理や様々な種族を創り、

愛の女神は生命すべてに平等に命を吹き込み、

戦神は己を鍛えるためのスキルや異能、鍛える場所であるダンジョンを創造したと言われている。」


「なるほど。ありがとう。あ、そういえばこんなに話しておいて自己紹介をしてなかったね。私の名前は水篠凱人。横の彼女は化野渚沙と言うんだ。よろしく。」


「そうだな。俺達も自己紹介しようか。俺は鬼族の『鬼灯雷華』。よろしくな。」


「俺も俺も。僕は犬獣人の『狗亥水樹』。よろしく〜。」


「最後は私ね。あたしは猫獣人の『猫宮翠』っていうんだ。よろしくね。」


三人ともいい子そうだ。彼らなら信頼できるかもしれない。


「何度も申し訳ないんだけど、どこか住む場所を探しててどこかないかな。」


「ねえねえ渚沙ちゃん、私今シェアハウスしてるんだけどだれもいなくて。よかったら一緒に住まない?」


「え?いいの!住む住む!」


会ったばかりなのに、こんなに仲良くなるなんて。最近の若者ってすごいなぁ。


「雷華くん、水樹くん。どこか森や、都市郊外にひっそりと住めるような場所ってないかな。」


「なんで都市郊外なんだ?都市のほうが色々と都合がいいだろ?」


確かに。都市のほうが色々と都合がいいだろう。しかし、私は前の世界から思っていたことがある。それは、『ひっそりと人知れず暮らし、自分の周りを開拓していきたい』と。


「まあ、あんまり詮索はしないけどよ。」


「ありがとう。君たち。」


やはり彼らは優しいようだ。


「ねえねえ、雷華。あそこ良くない?あの魔の森の奥の小さな一軒家。あそこってさ、周りが危険ってのと魔の森で人が多く死んでるから気味が悪いってここ20年くらい誰も住んでなかったじゃん。」


「そこは、どこにあるんだい?」


彼らの話によると、この街を西に進むと魔の森がある。そこから、少し進んだところにあるダンジョンの北側に小屋があるらしい。


これは行くしかない。そう思った。


渚沙くんは翠くんとともに住むことに決めたらしい。渚沙くんと翠くんがすぐ仲良くなったことに、雷華くんと水樹くんも驚いていた様子だった。


渚沙くんとは街の西門で別れ、彼らに教えてもらった方向を頼りに一軒家へと向かうことにした。


魔の森にひっそりと佇む一軒家、すごく心が踊る。だって男の子だもの。


そうして、一軒家をどのように開拓していくかワクワクとしながら魔の森へと進んでいくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ