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異世界への実感と大きな違和感

※文章見にくかったらすみません

渚沙くんとあたりを見渡していると、なにか思い出したかのように顔を上げた。


「先輩!ちょっと思いついたんでやってみた良いですか?みててくださいね?」


すごい自信でなにかをしようとする渚くんに疑問を持ち、なにかするのを待っていると


「ステータス!!」


大きな声でそう叫び渚くんの前に半透明の水色の板の間ようなものがでてきた。

急に目の前の光景にわたしは驚き、腰が抜けるかと思った。


「渚くん。それはいったいなんなんだい?」


そう聞いてみると、


「いやぁ~、私も勘でできるか試したので本当にでるとは思いませんでしたよ。これはですね、異世界転移ものでお馴染みの『ステータス』ってやつです。」


「いやぁ、すまないが、そんなドヤッってされても私にはステータス?がなんだかわからないんだ。」


「先輩まじっすか?異世界転移者の常識ですよ。まぁいいでしょう。この渚さんが懇切丁寧に説明してあげるっすよ。」


常識って言われてもなぁ。最近の流行とか知らないんだよなぁ。そう思いながら渚沙くんの説明を聞いていた。渚沙くんの話をメモにまとめたので、最初からもう一度確認してみた。


〈メモ〉

・ステータスボード?というものには身体能力の数値や装備品、スキル?といったものを確認できる。


・それぞれの世界に種類があるようだが、渚沙くんが言うには今回は魔法が使えるらしく、魔法を行使する

 ために必要な『MP』マジックポイントというものがある。


・他にも所持金だったり、所持品が確認できる。


ということらしい。やっぱり、最近の若者はすごいなぁと思いながら渚沙くんの説明には呆気にとられていた。今時の若者は適応速度も早いらしい。もうすでに、ステータスボードを見て何ができるのかを考えている。


「いやぁ。『SP』はないみたいですね。」


聞き慣れないポイント名に疑問を持っていると、渚くんがすぐにその疑問を解消してくれた。


「どうなんでしょう?定番で言うと、それぞれ個人の使うことのできるスキルを開拓していくもので、大抵の異世界転移とかではあると思うんですけど。」 


うぅん・・・と唸っている渚沙くんを待っていると答えが出たようで教えてくれた。


「今回はレベルがあがることで、その人にあったスキルが与えられるんですかね。」


なるほど。スキルとは魔法などのことを指したりするのだろうか?

そんな非現実に少し目を背けながら渚沙くんの言うとおり「ステータス」と叫び自分のステータスボードを確認してみた。

周りに人はいないが、誰かに見られている気がして、背筋が寒くなったのは気の所為だと思い、ボードを確認してみた。


確かに私の名前や、私しか知らないような身長、体重などがかかれてあった。

他にもわからないところはないだろうか?そう思いながらステータスボードを確認していると、


”確実な違和感が一つと小さな渚沙くんとの違い”があった。


自分の違和感を確かめるように、自分のスマートフォンをポケットから取り出し、自分のいまの姿を確認してみると。やはりおかしかった。


なぜか体が"若返っている"のだ。


ステータスボードの自分の情報が確認できるところに”歳:25歳”と書かれてあったのだ。確かに、先ほどと比べて体が軽すぎるし、少し目線が高いなと思っていたのだ。まさか、自分が若返っているとは考えもしなかった。

一体何が起きて、若返ったのかはわからないがこの機会をうまく利用して、一緒に来てしまった渚沙くんだけでも守りたいと思い、そしてそんな危険がないことを心の底から願った。

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