第二日 後
<AOG訓練科棟>
啓去「よし、集まったな!」
朱九(さっき殴られて酔いが覚めたのかな?)
啓去「これから訓練科の実践授業だ。まぁ、最初はレクリエーションとして…二人一組を作り、自己紹介をし合う。そして能力を使って親善試合を行って貰う。親善試合って言っても、基本は能力の見せ合いとかにしてくれ。怪我とか無いように自分達で色々工夫してくれよな。分かったか〜?」
皆「はい」
…
日来守「誰かいるかな〜」
……
日来守「あ、余った...
女の子「」キョロキョロ
日来守「!」
日来守「ね、ねぇ!一緒に組まない?」
女の子「ぁ、ぇっと...はぃ」
日来守「私は紅顔高等学校一年生の日来守!呼び捨てでいいよ」
女の子「ゎ、私は芋ノ芽 叶想って…言います。能美卵中学校三年生です」
日来守「なるほど、叶想ちゃんね!」
芋ノ目「えぁっ、あ、はい!」
啓去「よ〜し、そろそろいいか〜?……じゃあ始め!」
日来守「じゃあ親善試合で何するか決める?」
芋ノ芽「は、はぃ!」
日来守(あ、どうしようこの子めっちゃ可愛い)
芋ノ芽「ぁ、の…鬼ごっこ……とか…
日来守「あ、いいね!」
芋ノ芽「じゃあよろしきゅお願いしましゅ!」
日来守(すんごい緊張してるじゃん。可愛い)
…
啓去「よ〜し、皆やってるな〜」
啓去「っと、ここは何をするんだ?」
日来守「鬼ごっこです!」
啓去「……なるほど、面白いな。見学してもいいかい?」
芋ノ芽「は、はひゃぃ!」
日来守「じゃあ私が鬼ね」
芋ノ芽「お、お願いします」
日来守「10~…9~…8~…
啓去(……なるほど、片方の能力は浮く?か。…いや、もしや)
日来守「よし!ってえぇ?!浮いてる?!」
芋ノ芽「こ、ここまで来れば大丈夫」
日来守「ど、どうしよう」ガッ
コケッ
日来守「っ?!」
芋ノ芽「あ、すみません。そこら辺には段差があるので気をつけてください!」
日来守「だ、段差?」サワサワ
日来守「ほんとだ…見えないけど何かある!」
日来守(まぁでもこっちには上に飛べる能力があるし)
日来守「じゃあ、いくよ」フッ
シュッ =͟͟͞͞
芋ノ芽「と、飛ん…
ドガン
日来守「痛……い」ヒュ~ドサッ
芋ノ芽「ぁ…そこには床が……
啓去(面白い…もう片方の能力は引力を発生させるものか?投げた棒と自分を引き寄せて空中に…か。いいな。どちらも磨けばより光る能力だ)
日来守「ふっふっふ…こうなったら強硬手段!」ガシッ
啓去(枝?…また飛ぼうとしているのか?)
日来守「ふんっ!」ブォンッ
芋ノ芽「流石に当たらな…
ドウン
芋ノ芽「わ、ぁな、何かに押されて...?!」グラグラ
日来守「作戦成功!」
啓去「磁力…?」
日来守「え?あ、はい私物や人にS極とN極をつけれるんです」
啓去「…で、落ちてきそうなあの子はどうするんだ?」
日来守「あっ!」
芋ノ芽「ぅ、ぁ、ぉ、うわぁっ」グラッ
ヒュー
日来守「やっばい!」フッ
芋ノ芽「ぅ…もぅ、死ぬんだ」
バサッ ギュッ
日来守「はぁ、はぁ…危ない」
芋ノ芽「あ、あわっ、ああわあわわあ///」
日来守「ご、ごめんね。怪我ない?あ、今離れるね」
芋ノ芽「…あ、ありがとうございました」
啓去「いやぁ、凄かったよ。君たちはよく能力を使いこなせている」
啓去「それに……」
啓去 (友達にもなれたみたいだ)
日来守「ん〜と…?どこも擦りむいて…ないかな?打撲とかは?」
芋ノ芽「だ、大丈夫ですから!」
日来守(え?!嫌われた?!)
啓去「じゃあそろそろレクリエーションを終わろうか」
……
<日来守家>
日来守「って事があってさ〜」
母「ふふ、それは良かったわね」
日来守「いや、全然良くないよ!危うく怪我させるところだったんだよ…」
<芋ノ芽家>
芋ノ芽「…」
父「どうした?芋ノ芽…食欲無いのか?」
芋ノ芽「あ、いや。なんでもないよ」
父「もしかして恋煩いか〜?」
芋ノ芽「違うよ!///」
芋ノ芽「違う…もん」




