第七日 中
<AOG訓練科棟>
日来守「チャーハン美味しかったなぁ」
秦軸「さっきからずっと言ってるじゃん」
豚日「それほど美味しかったってことでしょ」
日来守「叶想ちゃんも今度一緒に行こうね!」
芋ノ目「は、はぃぃ…///」
日来守「そういえば、今日の訓練ってなんだろうね」
秦軸「確か戦闘技術の訓練だったはず」
秦軸「自分によく合う戦闘技術が鍛えられるんだってよ」
豚日「が、頑張れるかな…」
日来守「きっと大丈夫だよ!」
…
啓去「よし、今日はいよいよ戦闘技術を学んでもらう。一人一つ…という訳では無いが何を学びたいかアンケートをとる」
日来守「(…空手…とか…できそうなのは一通りやってみるか…!)」カキカキ
感梨「…」
蓋立「そういえば…感梨は何を学んだんだ?」ヒソヒソ
感梨「…」
朱九「確かにそれ気になりますね」ヒソヒソ
感梨「近接戦闘のために必要な武術を覚えられる限り…」
蓋立「す、すげぇ…」ヒソヒソ
蓋立「ちなみに俺はテコンドーだ」
感梨「は?…聞いてないです」
蓋立「…朱九くん…俺泣きそう」
朱九「くだらない事してないでください」
…
啓去「よ〜し、じゃあそこの機械が教えてくれるからな」
ー数時間後ー
日来守「やばい…結構くる…」ハァハァ
日来守(調子こいて沢山学ぼうとするんじゃなかった!)
啓去「よし、じゃあそこまで!…気をつけて帰れよ〜」
日来守「なる…ほど…これが続いていくのか…」
秦軸「辛そうだな日来守…まさか片っ端から選んだのか?」
日来守「うん…そう言う芯はどうなんだよ」
秦軸「俺か?…俺は…遠距離系の以外はほとんど選んだかな」
日来守「疲れてるように見えない。この体育会系め…」
豚日「二人ともお疲れ様!」
芋ノ目「お疲れ様です!」
日来守「やっほー二人とも」
秦軸「あ、豚日!何選んだの?」
豚日「拳銃なんてのがあったからそれを選んだよ。あとは少しナイフの使い方を教わったよ」
日来守「叶想ちゃん、カノコとかノギちゃん…大丈夫かな」
秦軸「まぁ、大丈夫だろ」
芋ノ目「…」
日来守「うわぁっ!?いつの間に?!」
芋ノ目「えへへ…忍術の練習の成果です…」
日来守「凄いね、全然気がつけなかった」ナデナデ
芋ノ目「へ、へへ、えへへ///」
秦軸「おーいそこ、イチャつくなー」
豚日「あ、カノコとノギも来た」
カノコ「お疲れ様」
秦軸「おう、お疲れ」
ノギ「色々と大変だった」
秦軸「一旦整理しようぜ、誰が何を学んだのか」
豚日「いいね、僕は拳銃の扱いとナイフ術を学んでるよ」
秦軸「俺は弓とか銃、投擲以外はだいたい学んでるぜ。投擲は野球の応用で出来そうだけどな」
日来守「私は多分…全部受けたと思う…戦闘技術っぽそうなのは全部」
芋ノ目「わ、私は忍術を……でも特に難しいことは無かったです…はい」
カノコ「私は空手一筋よ!ひとつを極めるつもりだからね!」
ノギ「自分は薬の調合を…あとは暗器とかの使い方ですね」
芋ノ目 (そんなのあったんだ)
秦軸「案外バラバラだな」
カノコ「とりあえず今日はもう帰りましょ?」
ノギ「晩御飯楽しみ〜」
…
啓去「…にしても凄かったな…AOGに入ってすぐだってのに、あんなに沢山の講義とか訓練とかを受けるなんてよ…」
感梨「まぁ、段々とペースを落としていくでしょう」
蓋立「いやぁ?案外このまま全部身について…
感梨「会話に入ってこないでください」
蓋立「………泣いていい?」
啓去「おいおい、仲良くしろよ…」グビッ
朱九「また勤務中に酒飲んで…」
啓去「大丈夫大丈夫…」
プルルルル
啓去「…ん?電話…?」
啓去「はい…えぇ、AOGの訓練科ですけど…はぁ、分かりました」
朱九「ほら、どうせ討伐任務が入ったんでしょう?」
啓去「…残念、調査依頼だ」
朱九「…」
啓去「それじゃあ…蓋立ー!行くぞ」
蓋立「仕事っすね!」
啓去「おう、朱九と感梨は訓練科生の様子を見といたり、色々頼む」
感梨「了解しました」
…
蓋立「任務の内容は?」
啓去「どうやら人に擬態してる生命体が近くで目撃されたらしいんだ。目撃された現場の付近には学校もあるから、早めに解決しないとな」
蓋立「なるほど…でもそんなやつ…
シーン
蓋立「…」
啓去「…なぁ〜んか嫌な感じがするな」
蓋立「二手に分かれましょう…」
啓去「そうだな」
…
啓去「にしても特に異変があるわけじゃないな」
バリッ…ベキッ
啓去「っ!」ダッ
生命体「…」バリッ…バリッ…
啓去 (人…か?…っ!?が、ガキを食ってやがる…!)
啓去「やめろッ!」
生命体「ヴ…チッ…」グニグニグニ
啓去「今更人型に戻っても遅いぜ…さぁ、ぶっ殺してや…
生命体「…」グニグニグニ……
啓去「猫に?」
生命体「…」ダッダッ
啓去「やべっ…いや、今はこの子の手当てだ…出血がひでぇ…
…
蓋立「…今日はダメっぽいかな…お、啓去さんから電話だ…」
プルルルル
生命体「ぉ…いダ…」
プルルルル
生命体「…」ソロソロ
蓋立「はい、もしも…
生命体「…」ブォンッ
…
啓去「ダメだ、切れやがった…繋がらねぇ…。しゃあねぇ、とりあえずこの子を病院へと連れて行かなきゃならねぇな」
…
蓋立「痛った……」ダラッ
生命体「…」
蓋立「猫にも化けれるのかよ…」
生命体「…」ヒュンッ
蓋立「っ!」ダッ
蓋立「腕なッがいなっ!」ガシッ、ガシッ、ガシッ
蓋立「円盤アタックだよ!」ブォンッブォンッ
生命体「ヴ…ヴヴ…」
蓋立「(マズイなぁ…辺りに丁度いい武器がない。俺の能力じゃアイツを殺れない…。なら、逃げるか?)」
生命体「…」ブォンッブォンッブォンッブォンッ
蓋立「ここでラッシュか…(盾は…ない!)」
ザバッ…バシュッバシュッ
蓋立「ぐっ…」ゴハッ
生命体「…」ガシッ
蓋立「離…せ」
ブォンッ
生命体「らァァっ!」ポイッ
ドゴォォッ…ガラガラ
蓋立「ゔぉ…」ドサッ
生命体「…クうか」
蓋立「(やっべ……もう体動かねぇ。俺の能力は精々、物を薄い円盤状にするだけ。駄目だ…勝てない)」ガシッ…
蓋立「(…走馬灯か……大好きだった皆の記憶が流れてくる…)」
生命体「…いた…だキマ…す」




