第五日 オマケ
<AOG広場>
日来守「ありがとう叶想ちゃん」
芋ノ目「いえ、怪我は大丈夫ですか?」
日来守「うん。あと豚日もありがとね」
豚日「まぁ、荷物持ちしかして無いけどね」
日来守「助かったよ」
感梨「…えー、揃いましたかね…では、昨日と同様に始めましょうか…こちらAブロック2日目は町村護衛科、都市護衛科、特殊科のリーダー同士、副リーダー同士で戦ってもらいます」
感梨「えー、では昨日は紹介時間がありませんでしたが今日は時間が沢山ありますので紹介させていただきます」
感梨「まず、町村護衛科のリーダーの百柄 百手さん。腕から腕を生やすことができます。最近腰痛に悩まされてるそうです。そして副リーダーの付衣 霧貫さん。霧の生成、操作ができます。趣味は霧でアートを作ることらしいです」
感梨「次に、都市護衛科のリーダーの道山 囲さん。地面を隆起させることができます。今は…
道山「…」ポケ~
感梨「眠たそうですね」
感梨「そして副リーダーの尾愚等 妖さん。相手の背後に回ることが出来ます。…結構やる気が無いみたいです」
尾愚等「ふあぁ〜…」
感梨「最後に特殊科のリーダーの針早紀 攻さん。物を生成できます。毎日筋トレを頑張っているそうです。そして副リーダーの胡麻団子さん。大まかに言えば空間を操る?ことが出来るそうですね。丁度今仕事が終わったところだそうです」
感梨「それではリーダー同士の戦いです」
<AOG広場競技場>
百柄「さてと、いつもならチャクラムを使いますが…流石にケガをさせる訳にはいきませんからね…素手でいくとしますか」
道山「じゃあ自分も素手で…」
道山(眠たい)
針早紀「俺も素手でいくぜ」
感梨「では、始め」
シーーーン
豚日「…みんな動かないね」ヒソヒソ
日来守「凄い…圧迫感」ヒソヒソ
道山(うーん、隙なしだな…昨日の戦いの時もそうだったけど)
道山「一か八か…」フッ
針早紀「(来た…!)オラァっ」ブォンッ
道山「隆起しろ…」クイッ
ズズズ
針早紀「(地面がせり上がった)やっぱりそう来たか」
道山「捉えた!もう遅いよ」ブォン ドガゴスッ
道山「当たっ……てない?!」
針早紀「…セーフ」ブォン
ドゴォッ
道山「うグッ…」ズザー
豚日(いきなり針早紀さんの腹の前に板が現れた!?)
百柄「ははは、そういえばそんな能力だったか」
針早紀「そうですよ」フッ
百柄「…おっと、そんなことも出来たっけな」
日来守(凄い…競技用のボール?みたいのが急にでてきて、宙に沢山浮いてる…)
百柄「本当だったらこのボールが全部武器だったのか…心底恐ろしい能力だ…」
針早紀「(まぁ多分全部防がれるけど…)これで…ノックアウトしてもらう…!」
百柄「…」
ヒュンッヒュンッヒュンッヒュンッヒュンッヒュンッ…
…
百柄「これで全部か?」
針早紀「…やっぱり化け物…」
百柄「じゃあ一気に…ボールのお返しだよ」ヒュン
針早紀「ぐ…」
ドドドドドドドドッ…
針早紀「…あっぶね〜」
百柄「車を生成して盾にしたか。…だがそんなに沢山生成して大丈夫か?体力がもう無いだろ」
針早紀「やはりリーダー、圧倒的だ…強い!」
針早紀「でも自分負けず嫌いなので…!」ププープロロロロ
百柄「車で突撃か…受けて立とう!」
道山「今が…チャンス!!壁にぶつかっといてください…!」クイッ
ズズズ…
針早紀「急に壁!?あいつだな?!」
ドガシャッン
針早紀「あ、やばっ…」
ドガァァン
針早紀「…」
感梨「針早紀さん、車の爆発に巻き込まれノックアウトです」
百柄「ありゃま、結構エグいことするね道山君」
道山「まぁ…バトルなので」
百柄「これで一対一だ」
道山「やれるだけやってみますか…」タッ
百柄「いい踏み込みだ」トンッ
道山「ゔっ?!」ドサッ
日来守(軽く触っただけで…!)
道山「やっぱり…強い…」
百柄「さて、一本取らせてもらおうか」
道山(勝てないな…でも俺もリーダー…やってやる!)
尾愚等「…お〜い、道山〜リラックスしろよ〜お前ならできるだろ」
道山「…分かってますよ」
百柄「やはりいつもこうやって雰囲気を変えるなぁ」
道山「ふっ…!」ブォンッ
百柄「格闘ではこちらに分がある」ガシッ
道山「(回される!)」
百柄「これで終わ…」グリンッ
道山「(今は…言わば壁が地面の位置!)隆起しろッ…!」クイッ
ズズズッ
百柄「っ!一体どこを…!」
道山「車です!」
ドゴォンッ
百柄「うぉっ……と」クラッ…
道山「倒せなかったか…」
百柄「いやはや、ハッハッ…こりゃ驚いたよ…道山君…勝ちは譲ろう」
道山「え、いいんですか」
百柄「あぁ完敗だ。実践ならこれで死んでいたからな」
感梨「えーっと、では…道山さんの勝ちです」
感梨「次は副リーダーの試合です」
霧貫「…霧を操る能力なのに勝てるかなぁ…」
<AOG広場競技場>
尾愚等「さぁて、俺たちかぁ…」ファ〜
霧貫「尾愚等君、まさか…手を抜こうなんて思ってないよね」
尾愚等「あちゃ、バレてました?つっても…道山が勝ったんだし手抜いても…」
胡麻団子「全く…」
感梨「では、スタート」
霧貫「ふぅ…(霧もないし…どうしたものか)」
尾愚等「…」
胡麻団子「…(皆固まってるわね…)」
尾愚等「…z」
霧貫・胡麻団子「?」
尾愚等「…zzZ」
霧貫「まじかい…」
道山「はぁ…全くあの人は…」
胡麻団子「嘘寝をするんじゃないよ」ブォンッ
尾愚等「うぉっと…危ない危ない」ポカッ
胡麻団子「いてっ……今のが本気?」
尾愚等「まぁいいじゃん」
胡麻団子「はぁ、なんか気分も萎えてきちゃったわ」
尾愚等「そう?」
霧貫「はぁ、これ放送事故かな…」
尾愚等「ごめんごめん」
日来守(さっきから何も進んでない!)
尾愚等「じゃあ本気出しますか…」フッ
霧貫「消えたか…!」
クルンッ
霧貫「ぐぉっ?!(空と地が逆!?)」
尾愚等「はい、いっちょうあがり」
霧貫「またやられたか…」
胡麻団子「いつ見ても恐ろしいわねその能力」
尾愚等「まぁ、一体一だと使いにくいけど…」
胡麻団子「そうね」ダッ
尾愚等「う、早っ…」ダッ
胡麻団子「掴んだわよ」ガシッ
尾愚等「チッ…まずい」
胡麻団子「はい、これで終わり…」クル…
尾愚等「なんてね…!」フッ
胡麻団子「(背後に…!)…そう来るわよね」
尾愚等「さてと、どうしたものかな…」
胡麻団子「(身体能力なら私に分がある…一気に決着をつけるに限るわ!)」ダッダッダッ
尾愚等「近接戦か…!」
胡麻団子「ふんっ!」ブォンッ
尾愚等「純粋に殴りぃぃ!」グッ
ドゴォッ
尾愚等「痛ってぇ!筋トレしてて良かった〜…」ギギギ
尾愚等「だがこれで…(腕を掴む)」ヒュッ
胡麻団子「そう来るわよね」スタッ
尾愚等「やべ、掴めな…」
胡麻団子「足蹴りよ」ゲシッ
尾愚等「(相手の背後が場外…!これじゃ能力が使えねぇ…)」
…ドサッ
尾愚等「参った…」
胡麻団子「…勝てちゃたわ」
芋ノ目(ちゃんと相手の長所を潰してた…!)
感梨「ということで、これで終わ…」
ドンッ
生命体「はぁ…はぁ…」
日来守(さっきの…!?)
生命体「さっきのガキだけでも…ぶっ殺してやる…!」
日来守「…っ(やばい目が合った!)」
生命体「見つけたぞ…」
胡麻団子「そうはさせないわ」ダッ
生命体「邪魔だァっ!」ブォンッ
胡麻団子「ゔっ…」ヒュー…ドゴン
胡麻団子(力が強い…死に際で色々と能力が上がっている…?)
尾愚等「道山!そこの刀よこせ!」
道山「はい!」ブォンッ
生命体「遅い!」ダッダッダッ
日来守「こっち…来る」
豚日「芋ノ目さん、日来守を連れて逃げて!」
芋ノ目「は…はいぃ!」
生命体「殺してやる、殺してやるぞ…」
豚日「ここは通さない!」ズヌヌヌヌ
生命体「どけっ!」ガシッ
豚日「相撲なら…負けないぞ!」グググ
生命体「がぁッ!」ブォンッ
豚日「うぐっ…」ドテッ
生命体「てめぇだけは道ずれだ…」ブォンッ
日来守「叶想ちゃん!後ろ!危ない!」
芋ノ目「…っ!」
…
芋ノ目「痛く…ない?」
生命体「カッ……ハッ」
尾愚等「はぁ…はぁ…真っ二つ、一丁上がり…」
生命体「」
尾愚等「大丈夫か?」
豚日「な、何とか…」
芋ノ目「は…ぃ」ガタガタ
日来守「叶想ちゃん、守ってくれてありがとう」
芋ノ目「あ、は、はい!」
胡麻団子「助かったわ尾愚等。どうやら、しぶとく生きてたみたいね」
尾愚等「勘弁してくれ…」
霧貫「とりあえずこの死体を回収しよう…生き返る能力かもしれない」
胡麻団子「そうね。…感梨さん、生徒達をお願いします」
感梨「はい、では…」
…
日来守「災難だったね」
秦軸「そうだったっぽいな…肩貸そうか?」
日来守「え、いいの?」
芋ノ目「…(日来守先輩に肩を貸せるなんて羨ましい…)」ジー
カノコ「…(なんかモヤッとする…)」ジー
秦軸「………と思ったが芋ノ目にパス」
芋ノ目「りょ、了解です」
ノギ「叶想、一体何があったんだ?」
芋ノ目「えと……生命体に襲われて…」
ノギ「そうか、大変だったな」
芋ノ目「でも、日来守先輩に助けていただいて…………嬉しかった///」
ノギ「…そうか」
日来守「何の話してるの〜叶想ちゃん、ノギ!」
ノギ「日来守さんの活躍の話です」
豚日「あの生命体相手に立ち向かえるなんてすごいよ」
日来守「えへへ、それほどでも〜…」
秦軸「あ、こいつ調子乗ってる」
日来守「乗ってないよ…いや、乗ってた」
はははは…はは…
…
芋ノ目「じゃあ、また明日ですね」
日来守「うん、気をつけてね」
<秦軸家>
秦軸「たっだいま〜」
父「帰ったか、飯できてるからエミと一緒に食べておけよ」
秦軸「おう、いつもありがとな」
父「なんだぁ?珍しいな!」ハハハッ
父「じゃ、母さんの見舞いに行ってくるよ」
秦軸「あぁ、了解」
エミ「にいに、きょうからあげだって」
秦軸「お、うまそー…一個分けてやろうか?」
エミ「やった!」




