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92/98

92.だから、今日はここまで

校庭に、一人だけ残された。


アリシアはいない。


リオもいない。


シオンもいない。


散らばった本。

抉れた土。

裂けた白線。


その全部が、少し前までここで起きていたことを残している。


先ほどまでの喧騒が嘘のような静寂が場をつつんでいる。


カイトは、しばらく膝をついたまま動けなかった。


父の二股の清算は終わった。


そう思った。


終わらせた。


自分の口で。

自分の名前で。


リオにも、シオンにも、ユキトではなくカイトとして別れを告げた。


それは、間違っていなかったはずだ。


遅すぎた。


傷つけた。


隠していた。


逃げていた。


それでも、最後には言った。


言うべきことを言った。


なのに。


胸の中には、何かを成し遂げた感覚などなかった。


ただ、空っぽだった。


「……」


カイトはゆっくり立ち上がる。


制服は汚れている。

袖は裂けている。

頬にも、腕にも、まだ痛みが残っていた。


歩き出そうとして、足元の本を見た。


泥に汚れた表紙。

破れたページ。

父の過去の、最低な証拠。


カイトは少しだけ顔をしかめた。


拾う気にはなれなかった。


けれど置いていく気にもなれなかった。


だから、無言で拾い鞄に詰めた。


校庭を出る。


校門へ向かう途中、空を見上げた。


もう日は沈んでいた。


夜になりかけている。


街灯が点き始め、校舎の窓にはいくつかだけ明かりが残っている。

部活動の声も、もう遠い。


そこで、カイトは足を止めた。


水曜日。


そうだ。


今日は、水曜日だった。


「……あ」


思い出した。


ユウナと約束していた。


放課後、公園で待ち合わせて、それからファミレスで勉強を教えてもらう約束だった。


今さら思い出す。


あまりにも遅い。


校庭でアリシアと戦い、リオとシオンに真実を話し、二人を振り、二人に振られた。


その間ずっと、ユウナは待っていたのだろうか。


いや。


待っているはずがない。


もう日が暮れている。


普通なら帰っている。


当然だ。


待つ理由なんてない。


それでも、カイトの胸の奥に嫌なものが落ちた。


まただ。


また、自分は誰かを待たせた。


約束を破った。


言わなければならないことから逃げて。

目の前のことで手一杯になって。

自分を待っている人のことを、忘れていた。


父と何が違う。


そう思って、奥歯を噛んだ。


行っても意味はないかもしれない。


それでも、行かなければならなかった。


約束を破ったのなら、破ったことを自分の口で謝るべきだ。


カイトは、重い足を動かした。


公園は、学校から少し離れた場所にあった。


夕方なら子どもや犬の散歩をする人がいるのだろう。

けれど、今はほとんど人がいない。


街灯の下で、ブランコがかすかに揺れている。

風が吹くたび、鎖が小さく鳴った。


カイトは入口で立ち止まる。


いない。


そう思った。


いてほしいと思ったわけではない。


むしろ、いてほしくなかったのかもしれない。


待たせたことを突きつけられるのが怖かった。


けれど。


ベンチに、人影があった。


制服姿の少女が一人、膝の上に鞄を置いて座っている。


ユウナだった。


彼女はスマートフォンを見ていたわけでも、本を読んでいたわけでもない。

ただ、ぼんやりと公園の入口を見ていた。


そして、カイトに気づく。


「……来た」


その声は、驚いたようでも、怒っているようでもなかった。


ただ、少しだけ安心したように聞こえた。


カイトは、何も言えなかった。


「……ごめん」


ようやく出た言葉は、それだけだった。


「約束、破った」


「うん」


ユウナは頷いた。


それから、ベンチから立ち上がる。


近づいてきて、カイトの顔を見た。


一歩。


もう一歩。


そこで、ユウナの表情が変わった。


「……車にはねられた?」


「違う」


「じゃあ自転車?」


「違う」


「階段から落ちた?」


「違う」


ユウナはじっとカイトを見る。


裂けた袖。

汚れた制服。

頬の傷。

腕の痣。


普通の学校生活でできる傷ではなかった。


「じゃあ、何?」


カイトは少しだけ迷った。


そして、短く答える。


「姉に殴られた」


ユウナは沈黙した。


数秒後、ゆっくり言う。


「……お姉さん、強いんだ」


「強い」


「車より?」


「遥かに」


「……それは危ないね」


あまりに普通の声だった。


だから、少しだけ息が抜けた。


カイトは笑えなかった。

でも、肩の力だけが少し落ちた。


ユウナはファミレスの方を一度だけ見た。


「今日、勉強は無理そうだね」


「ごめん」


「それはいいよ」


ユウナはすぐに言った。


「勉強より、先に聞くことがありそうだから」


そう言って、ベンチを指差す。


「座って」


カイトは素直に従った。


ユウナも隣に座る。


少しだけ距離があった。


近すぎない。

遠すぎもしない。


その距離が、今はありがたかった。


しばらく、二人とも話さなかった。


公園の外を車が通る。

信号の音が遠くで鳴っている。

ブランコの鎖が、小さく揺れた。


先に口を開いたのは、ユウナだった。


「前に、カイト君は言ったよね」


「何を」


「ユキト君じゃないって」


カイトは息を止める。


ユウナは続けた。


「自分はカイトだって」


「……ああ」


「その時、詳しいことは聞かなかった」


「聞かれなかったからな」


「聞いたら、困るような顔してたから聞かなかっただけだよ」


カイトは何も言えない。


ユウナは、視線を前に向けたまま言った。


「今日は、答えられる?」


カイトは膝の上で手を握る。


逃げることはできた。


今までも、そうしてきた。


リオにも。

シオンにも。

アリシアにも。


言えないまま、引き延ばして、優しさのふりをして、自分を守ってきた。


でも、もう戻れない。


リオとシオンには言った。


なら、ユウナにだけ黙るのは違う。


「全部は、俺にも分からない」


カイトは言った。


「でも、分かる範囲で話す」


ユウナは頷いた。


「うん」


カイトは話した。


この世界の人間ではないこと。


異世界で生まれたこと。


自分は竜であること。


ユキトは父であること。


この世界では一週間の失踪でも、向こうでは二十年が経っていること。


ユキトは向こうで家族を持ち、妻がいて、子どもがいること。


自分は、その子どもの一人であること。


話しながら、自分の声が遠く聞こえた。


リオとシオンに話した時とは違う。


同じ内容を繰り返しているはずなのに、ユウナの前では少し違っていた。


説明しているというより、ようやく自分のことを話している気がした。


アリシアのことも、簡単に話した。


姉だということ。

自分を追ってきたこと。

今日、彼女とぶつかったこと。

彼女がこの世界から消えたこと。


リオとシオンのことも、話した。


ただし、細かくは話さなかった。


父の過去。

二股。

それを自分が終わらせようとしたこと。

でも言えずに引き延ばしたこと。

今日、ようやく終わらせたこと。


ユウナは、途中でほとんど口を挟まなかった。


ただ、時々うなずいた。


驚いていないわけではない。


目は揺れていた。


信じられない話だと思っているのも分かった。


それでも、彼女は笑わなかった。

否定もしなかった。


最後まで聞いたあと、ユウナは小さく息を吐いた。


「すごいね」


「信じるのか?」


「全部すぐに信じられるほど、私は物分かりよくないよ」


「だろうな」


「でも」


ユウナはカイトを見る。


「カイト君が、嘘をついている顔ではないと思う」


カイトは言葉に詰まった。


それだけで、胸の奥が痛くなる。


ユウナは続ける。


「あと、今日の傷を見たら、普通の喧嘩じゃないのは分かる」


「……そこかよ」


「そこは大事だよ」


ユウナは真面目な顔で言った。


「異世界とか竜とかより、まず怪我してる方が心配だから」


その言葉に、カイトは少しだけ目を伏せた。


心配。


そうだ。


ユウナは、目の前の現実から話す。


カイトが竜かどうか。

異世界があるかどうか。

ユキトの息子かどうか。


それより先に、傷があることを見ている。


カイトがここに来たことを見ている。


待ち合わせに遅れて、ひどい顔で現れたことを見ている。


「痛い?」


「痛い」


「病院は?」


「たぶん、行っても説明できない」


「だよね」


ユウナは少し困ったように笑った。


「じゃあ、今日はここで話す日だね」


「勉強は?」


「その顔で連立方程式とかやったら、私が悪い人みたいになる」


「それは少し見たいな」


「からかわないで」


カイトは、ほんの少しだけ息を吐いた。


笑ったわけではない。


でも、笑い方を思い出しかけた。


その時、胸の奥に押し込めていた言葉が、はっきりと形を持った。


カイトは膝の上で手を握る。


言うべきかどうか、迷った。


ついさっき、リオとシオンとの関係を終わらせたばかりだ。


二人を傷つけた。


その直後に別の誰かへ気持ちを告げるなど、あまりにも軽いのではないか。


傷ついた自分が、ユウナの優しさへ逃げ込もうとしているだけではないのか。


そう考えれば、黙っていた方がいいようにも思えた。


けれど、それは今までと同じだった。


言わない理由を相手のためだと思い込み、本当は自分が傷つかない場所へ逃げる。


もう、それだけはしたくなかった。


「ユウナ」


名前を呼ぶ。


ユウナは少し驚いたように背筋を伸ばした。


「うん」


「今、こんなことを言うのは最低かもしれない」


ユウナは何も言わず、続きを待った。


「俺は今日、二人との関係を終わらせた。ちゃんと終わらせたつもりだけど、二人を傷つけた」


「うん」


「だから、今すぐ何かを求めるつもりはない」


カイトは一度、息を吸った。


「でも、黙ったままにはしたくない」


ユウナの目を見た。


逃げずに、自分の言葉で伝える。


「俺は昔、人間を好きにはならないと思ってた」


ユウナの目が僅かに揺れる。


「俺は竜だから、人間よりずっと長く生きるかもしれない」


好きになった相手が、自分より先に年を取る。


自分だけが変わらないまま、その人の歩く速さが遅くなり、手の温度が弱くなっていく。


いつかは、自分が見送ることになる。


「俺には、そんな愛し方はできないと思った」


声にしただけで、喉の奥が冷えた。


「母さんたちは、父さんを人間だと思っていた。それでも父さんを選んだ」


ユウナは静かに聞いている。


「ずっと理解できなかった。先に老いて、先に死ぬかもしれない相手を、どうして選べるのか」


怖くなかったはずがない。


失う未来を想像しなかったはずもない。


それでも、母たちはユキトの傍にいることを選んだ。


「でも、今なら少し分かる」


カイトは胸の前で握っていた手を解いた。


「竜だから好きになるわけじゃない。人間だから好きにならないわけでもない」


長く生きるから安心できるわけでも、短く生きるから諦められるわけでもない。


そんな条件を考えるより先に、心が動いてしまう。


「その人だったから、好きになったんだ」


口にした瞬間、自分の中にあった恐怖の正体が見えた。


人間を好きになるのが怖かったのではない。


ユウナを好きになり、その先で失うことが怖かった。


「俺は、君が人間だから好きになったんじゃない」


ユウナの唇が僅かに開く。


「竜じゃないから都合がいいわけでもない。父さんの過去と関係ないから、逃げ場所にしたいわけでもない」


そこだけは、間違えてはいけなかった。


リオとシオンを傷つけた寂しさを埋めるためではない。


父の代わりとして生きる苦しさから逃れるためでもない。


「二人を好きになれば、全部うまくいくと思ってた」


けれど、そう思い込もうとするたびに、ユウナのことを考えていた。


何でもない顔で隣に座ること。


怪我を見れば、異世界や竜より先に心配すること。


ユキトではないと告げた自分を、それでもカイトと呼び続けてくれたこと。


「君の前では、俺はカイトでいられた」


ユウナの表情が、僅かに歪んだ。


泣きそうというより、受け取った言葉を胸の中に置く場所を探しているようだった。


「俺が何者か分からなくなっても、君は俺をカイトと呼んだ」


「うん」


「俺は、それに救われた」


カイトは目を逸らさなかった。


もう、言葉を引き返すことはできない。


それでよかった。


「俺は、ユウナが好きだ」


声は、思ったより静かだった。


「二人を好きになれば、全部うまくいくと思った」


「でも、そう思い込もうとするたびに、君のことを思い出した」


ユウナは動かなかった。


カイトは言う。


「それに、君の前では、俺はカイトでいられた」


それが、どれほど大きいことなのか。


たぶん、全部は伝わらない。


それでも、言いたかった。


「俺が何者か分からなくなっても」


「うん」


「君は俺をカイトって呼んだ」


「うん」


「俺は、それに救われた」


ユウナの表情が、ほんの少しだけ歪んだ。


受け入れるというより、言葉を探している顔だった。


カイトはすぐに続ける。


「返事がほしいわけじゃない」


「え?」


「今すぐ、付き合ってほしいとか、隣に立ってほしいとか、そういうことを言える立場じゃない」


リオとシオンの顔が浮かぶ。


アリシアの顔も浮かぶ。


全部が、まだ終わったばかりだ。


傷は乾いていない。


自分の中にも、相手の中にも。


「俺は、自分が誰かの隣に立てる人間だとは、今は思えない」


「人間じゃないのに?」


ユウナがぽつりと言った。


カイトは一瞬止まる。


ユウナは真面目な顔だった。


カイトは少しだけ息を吐く。


「そこ突っ込むのかよ」


「大事かなって」


「確かに大事だよな」


ほんの少しだけ、空気が緩んだ。


けれど、カイトは目を逸らさない。


「でも、黙っていたくなかった」


「うん」


「黙ったままだと、また逃げることになる」


「うん」


「だから言った」


ユウナは、膝の上で手を重ねた。


しばらく、黙っていた。


公園の外で、自転車のベルが鳴る。

遠くで誰かが笑っている。

この世界は、信じられないくらい普通に動いている。


その普通の中で、ユウナは静かに口を開いた。


「私、ユキト君のことをちゃんと知ってたわけじゃない」


カイトは頷く。


「うん」


「異世界も、竜も、正直まだよく分からない」


「うん」


「一週間が二十年だったって言われても、頭が追いつかない」


「だろうな」


「でも」


ユウナはカイトを見る。


「カイト君のことは知ってる」


その言葉だけで、胸の奥が詰まった。


「苦しそうな顔で笑うところも」


「そんな顔してるか?」


「してる」


即答だった。


カイトは何も言えなかった。


「誰かを傷つけないようにして、結局自分も相手も傷つけちゃうところも」


「それは褒めてないな」


「褒めてない」


ユウナは静かに言った。


「でも、知ってる」


カイトは黙る。


ユウナは少しだけ笑った。


「だから私も、カイト君が好き」


その言葉は、柔らかかった。


でも、軽くはなかった。


カイトは息を止める。


ユウナは、すぐに続けた。


「でも、今日は恋人になる日じゃないと思う」


その言い方が、あまりにユウナらしくて、カイトは少しだけ目を伏せた。


「そうだな」


「うん」


「それでいい」


「いいんだ」


「今は、それがいい」


ユウナは頷いた。


「私も、考える」


「何を」


「カイト君が竜だってこと」


ユウナは指を折るように言う。


「長く生きるかもしれないこと」


もう一つ。


「私が人間だってこと」


もう一つ。


「いつか、私の方が先に年を取るかもしれないこと」


カイトの喉が冷える。


ユウナは、それを見逃さなかった。


「怖い?」


カイトは誤魔化せなかった。


「……怖い」


「うん」


ユウナは頷いた。


「怖いって言ってくれる方がいい」


「……いいのか?」


「平気なふりをされるより、ずっといい」


彼女はそう言って、少しだけ空を見上げた。


「私も怖いよ」


カイトは彼女を見る。


「異世界とか、竜とか、長生きとか、正直よく分からない」


ユウナは笑う。


「でも、好きになるのって、たぶん分かってから始まることばかりじゃないんだと思う」


その言葉に、カイトの胸が静かに痛んだ。


自分が告白の中でようやく認めたことを、ユウナも同じように受け止めようとしている。


怖さが消えたわけではない。


種族の違いも、生きる時間の違いも、何一つ解決していない。


それでも、その恐怖はもう、カイト一人だけが抱えるものではなかった。


「ユウナ」


「うん」


「俺は、母さんたちみたいに怖さを隠したくない」


ユウナは黙って聞いている。


「人間だから駄目だとも、竜だから大丈夫だとも思いたくない」


「うん」


「俺は、君をちゃんと君として見たい」


ユウナは小さく息を吸った。


「私は、カイト君をカイト君として見るよ」


その言葉は、とても簡単だった。


簡単すぎるくらいだった。


でも、カイトがずっと欲しかったものだった。


ユキトではなく。


父の代わりではなく。


竜だからでも、人間だからでもなく。


ただ、カイトとして。


カイトは、ゆっくり頷いた。


「ありがとう」


「うん」


しばらく、二人は黙って座っていた。


公園の時計を見る。


ファミレスで勉強するには、少し遅い時間になっていた。


ユウナが鞄を持ち上げる。


「今日は、勉強会はなし」


「悪い」


「でも、約束は破ってないことにしてあげる」


「いや、破っただろ」


「来たから」


ユウナは言った。


「遅れたけど、来たから」


カイトは返せなかった。


その言葉が、ひどく重かった。


来た。


それだけ。


でも、来た。


逃げずに。


言うべきことを抱えて。


ひどい顔で。


約束の場所へ。


「だから、今日はここまで」


ユウナは立ち上がった。


カイトも立ち上がる。


身体が痛んだ。


ユウナはそれを見て、少し眉を寄せる。


「やっぱり病院」


「説明できない」


「じゃあ、湿布と絆創膏」


「それは助かる」


「コンビニ寄ろう」


ユウナはそう言って歩き出す。


数歩進んでから、振り返った。


「カイト君」


名前を呼ばれる。


カイトは顔を上げる。


リオとシオンも、最後にその名前を呼んだ。


でも、それは別れのための名前だった。


今、ユウナが呼んだ名前は違った。


終わらせるためではない。


ここから続けるための言葉だった。


「明日も、空いてる?」


カイトは少しだけ目を見開く。


ユウナは続ける。


「ファミレスで勉強」


「……いいのか?」


「また、約束しよっか」


その言葉に、カイトはほんの少しだけ笑った。


今度は、ちゃんと笑えた気がした。


「分かった」


「遅れたら?」


「連絡する」


「よろしい」


ユウナは満足そうに頷く。


そして、また歩き出した。


カイトはその隣を歩く。


近すぎない。

遠すぎもしない。


まだ、何も解決していない。


それでも。


今日は、まだ終わっていなかった。


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