居場所
七絵はいつしか、毎週土曜日に、喫茶「Garden」に行く事が楽しみになっていた。
一つ不思議な事は、ナポリタンにクロックムッシュ、ピザトーストにミネストローネ、ミルクスープ……どれも何処かで食べた事がある気がした。
喫茶「Garden」に入り、今日はスイーツを食べようとメニューを開き、じっくり選ぶ。
七絵「苺のタルトとホットティーお願いします。」
オーナー「はーい!ちょっと待っててね。」
オーナー「ねぇ、今度のクリスマスイヴ、予定あるの?うちの店、軽いクリスマスパーティーするけど来ない?」
七絵「あ、予定も無いので喜んで!」
オーナー「じゃあ、予約入れとくね!時刻は18:00からだよ。早めに来ても、遅れて来ても大丈夫だからね。」
ホットティーと苺のタルトが運ばれて来た。
七絵「美味しい♡」
自然に顔が綻ぶ。
『最後にクリスマスパーティーしたの、いつだったかな…。』
七絵「ご馳走様でした!いくらになりますか?」
オーナー「650円ね!」
お金を支払いながら
七絵「クリスマスパーティー、楽しみにしています。誘って下さって、ありがとうございます。」
オーナー「家の常連さんだもの、是非来てね!」
七絵「ありがとうございます!ではまた。」
七絵は大切な居場所が出来た様で嬉しくなり、自宅に着いた。
夕飯まで時間がある。七絵はお風呂を済ませ、流行りの音楽を聴きながら、ゆったりした気分になった。
クリスマスイヴまで後7日…。
どんな一日になるんだろう。
そんな事を考えながら、今日も自炊と夕飯を済ませ、ベッドに入った。




