幕間1・4-5
帽子を買いに来たのだから、試着は欠かせない。だが、その数が五つを超えたあたりで、アナは数えるのを放棄した。
華やかな場に合った帽子をいくつか買えばそれでいい、と思っていたアナの予想を裏切り、店主のラッポ女史は最上の選択肢を導き出すまで頑として引かないという方針のようだった。
もう幾つになるか分からないほどの数が帽子を行き来していたので、アナはそろそろ自分が帽子を被っているのか、それとも被っていないのか分からなくなりつつあった。
「ボンネットは、今は少し小さめの型紙が流行っておりますの。暗めの色は顔の白さが引き立つと評判ですけれど、これから夏を迎えるのに暗い色なんて、まるでお葬式みたいしょう? 私としては、もっと明るい色を使うべきだと思いますの」
「私としては、年中使えるものの方がありがたいわね。公的な訪問でも使えそうなものはないかしら」
「そうは言いましても、司祭さまは髪の色が暗いでしょう。明るい色の方が、司祭さまをぱっと引き立ててくださると思いますわ」
司祭として誰かと接すると、大抵の人は遠慮をするものなのだが、ラッポ女史は司祭への尊崇と自身の拘りを分けて考える人物のようだ。今のような遠慮のないやり取りは、アナにとっては新鮮なものだった。
(追従ばかりされるのも困ってしまうけれど、かといって、ラッポさんの意見ばかり聞いていてもいいものかしら)
アナが沈黙の裏で悩んでいるとは露知らず、ラッポ女史がここぞとばかりに取り出したのは、
「こちらは、最新流行の異国風の模様が入っているものですのよ。司祭さまのような若い女性の方に、大変人気でしてね」
彼女が見せたのは、目にも鮮やかなグリーンの布地のボンネット帽だ。異国情緒を思わせる草と花を紋様としてアレンジしたものがプリントされていて、遠目からも人目を集めるだろうが、派手という印象は拭えない。
女史がせっせと試着を進めている間、アナは薄い唇に軽く力を込める。
(ラッポさんも、親切で勧めてくださっているのよね。断るのは、彼女の気持ちを傷つけることにならないかしら)
ラッポ女史は、アナよりも年長の女性だ。そして、年上の人は敬うべしという考えは、アナの中の常識の一つでもある。
そうでなくても、他人の善意をきっぱりと押し除けることに、アナは抵抗を覚えてしまう。
(……司祭は、人々を幸せにするものでなければならない)
ならば、今回は店主の意見を素直に聞くべきかと思ったときだった。
「公的な訪問にも使いたいなら、異国風の装飾は避けた方がいいだろう。教会本部にいる頭が硬い爺様がたは、外国かぶれのものをあまり好かないんでね」
二人の会話に割って入ったのは、買い物を傍観していると思われていたザックだった。彼の意見を聞き、ラッポ女史は目を丸くする。
「あら、そうですの? そうなりますと、確かにこちらの帽子は不適切になりますわね。だったら、こちらはどうかしら。最新流行とは言い難いですけれど、これはこれで一年ほど前に都会で流行ったデザインと聞いていますわ」
続けてラッポ女史がアナの頭にかぶせたのは、深みを帯びた紫のボンネット帽だ。リボンは同色の光沢を帯びた絹繻子でできており、艶を帯びた布の光が室内の灯りを受けて鈍く輝いている。帽子の横側には、白いレースで花を模した繊細な飾りがあしらわれていた。
「少し前から、こうやって布で花を作るのがまた流行り出しましてねえ。私も娘時代によく作ったものですけれど、流行は繰り返すものってことね。こちらなんて、どうです?」
顎下でリボンを結び、渡された鏡を覗き込む。今までの地味な帽子と比べれば、色味こそ落ち着いたものであっても幾らか華がある装いに見えるだろう。
「素敵ね。それなら、ボンネット帽はこちらをいただくわ。あとは、夏に向けて麦わらのものをお願いできるかしら」
ラッポ女史が麦わらの帽子を机に並べている間、アナはザックへと視線を送り、小声で囁いた。
「ありがとう、助かったわ。危うく、教会の方々に目をつけられるところだった」
「大したことじゃないさ。察してると思うが、オレは都会の暮らしが長くてね。多少流行りに目が利くってだけだよ」
「それなら、私に都会暮らしは無理そうね。帽子一つで目をつけられるような場所なんて、すぐに摘み出されてしまうでしょう」
「オレとしちゃ、都会には個性を活かす場がないって思うけどな。まるで印章を押した封蝋みたいに、どんな貴婦人も紳士も似たような格好をしているんだから」
「そういうあなたは、どうなのかしら?」
すると、ザックは降参とばかりに軽く手を挙げた。どうやら、彼自身もまた都会が作り上げた封蝋の一つになっていると感じてはいるようだ。
そうこうしている間にも、ラッポ女史は準備を終えていた。最近の流行と言われている麦わらを編んだ帽子は、形こそボンネットのように前につばが出ているものもあれば、つばが円形に広がっているものもある。
どれも目にも鮮やかなリボンや布で作られた造花があしらわれており、夏の爽やかな空気によく似合う軽やかな装いのものばかりだった。
「司祭さまはお仕事に使うことも考えていらっしゃるようですけれど、夏の日くらいは仕事を忘れて、見栄えを優先してもいいのではありませんこと? 司祭さまは落ち着いた髪色をしてますから、淡い花の色がきっとよく映えますわ」
「そういうものかしら。自分ではよくわからないものだから」
「そのために、私という目利きがいるわけですから。さあさあ、まずは被ってみてちょうだい」
先ほどと同じように、次から次へと渡される麦わらの帽子たち。言われるがままに、アナは一つずつ、出されるがままにかぶってみる。
麦わらの色に大きな差はない分、添えられた花の色やリボンの色が大きな特徴となっていた。
暖炉の火を思わせる橙、春に咲く野の花のような黄色、瑞々しい若葉を彷彿させる緑、そして。
「さあ、次はこちらですわ。夏の空を映した湖のような、とても美しい青のリボンを使って」
「――青は、やめてちょうだい」
それは、明白な拒絶の言葉として響いた。
先ほどから変わらず続いていたラッポ女史の売り文句すら止まってしまうほどに。
本来なら、当たり障りのない受け答えをして、されるがままに試着されるところだった。実際、つい先ほどまで、いっそ単調とも言えるほどに、同じようなやり取りが続いていた。
だというのに、今、口をついて出た言葉は、アナ自身ですら驚くほどに拒絶の気配が濃かった。
まるで暖炉に水をかけたかのような拒否の声に、全ての音が停止したかのようだった。嫌な沈黙が、ゆっくりと店内に染みこんでいく。
(……私は、何をしているの)
このような否定が、帽子を買いに来ただけの若い女性司祭が放つには不適切なものだとは、自分でも承知している。
だが、半ば反射的に出てしまった言葉だ。その理由すら分からないままに。
言ってしまった言葉は取り消せない。だったら、せめて続く言葉でこの状況を打開し、ラッポ女史の気を悪くしないように取り繕わねばと思った矢先、
「青は嫌いなんだったっけか。だったら、違う色にすればいいさ。オレは、こういう明るくて温かみのある色なんか良いと思うが。ラッポさんはどう思う?」
また、彼が。
強張った空気を打ち払うかのように、今までのやり取りへと繋げる言葉をザックが口にする。
「あらまあ、そうでしたの。それなら、こういう柔らかい白色もいいかもしれないわね。花の色味も、ほらぴったり!」
差し出された帽子には、落ち着いた薄紅色のリボンがかけられている。リボンに縫い込まれた花も、リボンの色に合わせて薄い色味の黄色や白の花々だ。さながら、春の花畑の一部を取り出して、帽子へと添えたかのようだ。
沢山の花と鮮やかな色のリボンは、祝い事の空気にふさわしいと言えるだろう。これなら、帽子屋を勧めたイーナも満足するに違いない。
この帽子を買うと伝えると、ラッポ女史は快く帽子を箱に詰め始めた。先ほどの紫のボンネット帽とあわせると、思ったよりも大荷物になりそうだが、何はともあれ今日の予定はこれで完了だ。
肩の荷がおりた安堵で一息ついた矢先、ザックの姿が目に入る。
「また、助けられてしまったわね」
「アナは押しに弱そうだったからな。ちょっとしたお節介さ。誰だって嫌いな色を身につけたくはないだろ」
「……嫌いというわけではないわ」
多分、とアナは内心で付け足す。
「だったら、なんであんなに嫌がってたんだ?」
ザックの疑問は至極当然なものだ。だが、アナはそれに対する答えを持ち合わせていない。自分とて、何故あそこまで青色を拒もうとしたのか理解できていないのだから。
ただ、その青を目にしたときに、思い浮かべた『青』は他にあった。その時自分の中で浮かび上がった言葉を、暫しの沈黙を挟んだ後に、アナはそのまま口にする。
「ただ、もっと美しい『青』を知っていたから」
だから、なんだというのか。
その自問に答えは無く、またザックがそれ以上を尋ねなかったために、会話はそこで終わってしまった。
目を伏せ、アナは自分の記憶の底から蘇ってきたものを瞼の裏に辿る。
在りし日に焼き付き、今もなお離れない『青』の残影を。
帽子の箱をそれぞれ一つずつ抱えているせいで奇妙な形に膨れた二人分の影が、ティモの街中をゆったりと移動していく。
ザックとは店を出たら別れるつもりだったが、乗合馬車まで送っていくのがエスコート役の仕事と言い張られてしまい、アナはありがたく彼の手を借りることにした。
帽子の入った箱は存外に大きい。結果的に、ザックが手助けしてくれたことは、アナとしても大いに助かっていた。
乗合馬車の停留所にたどり着いたアナは、ザックに勧められるがままに、空いている長椅子に腰掛ける。彼も荷物一つ分の隙間を空けて、アナの隣に座った。
「今日は、色々と手伝ってくれてありがとう。私としては大いに助かったけれども、あなたは今日は何か用事があったんじゃないのかしら」
元はといえば、アナを事故から助けた後、彼女の服を汚してしまったことが原因となって始まったエスコートだ。ザックとしては不測の事態だったのではと思いきや、彼はこれまで同様、気楽な調子でひらひらと手を振りつつ、
「いいや、実は用事という用事はなかったのさ。例の聖典を探しに来たのが、今回の来訪の目的だったわけだしな」
帽子屋でも登場した聖典の話題に、アナは口元を強ばらせる。
「……それなのだけれども」
言うべきか、言わざるべきか。
それは、買い物が始まったために中断された逡巡の続きでもあった。
ザックには、今日一日大変親切にしてもらった。一見するとこちらを揶揄っているのかと思うような言動もあったが、無茶な真似をする子供を叱ったり、アナのエスコートを率先して名乗り出たりと、彼自身は誠実な人物のようだ。
(それに……彼は私との会話を楽しんでくれているようだった)
二人で本について語っていたときにザックが見せた、少年のような無邪気な笑顔を曇らせたくはない。
(だけど、悪い報せは早いうちに受け取った方がいい、という言葉もある)
しばしの逡巡の末に、アナは意を決して口を開いた。
「あなたが探していた開拓歴六百年の聖典は、教会の記録の上では確実に破棄されているはずのものなのよ」
ザックがこの発言の辿り着く先を予測しきる前に、言うべきことを言ってしまおうと、アナは口早に続ける。
「もちろん、何かの手違いで作成済みの聖典が漏れ出た可能性も完全には否定できないわ。だけど、少なくとも行事を祝して生産される聖典は、中止の場合は厳密な廃棄が生産者に求められている」
司祭として、一人前とも半人前ともなれずにいた頃。アナは、所属していた教会に蓄積されていた資料や書類の写しをよく作成していた。
そのため、通常なら知る機会の少ない、行事の裏側であった事務的な手続きや、それに関するやり取りなども目にする機会に恵まれていた。
もとより、開拓歴六百年の就任式典の中止騒動を、とりたてて資料を探すことも無しに思い出せたのは、かつて当時の書類を目にして印象に残っていたからでもあった。
「だから、あなたが大金を支払って手に入れたその聖典は、教会が命じて作らせた本物の聖典ではないかもしれない」
「つまり、オレが買ったものが、偽物か何かじゃないかってことを言いたいのか?」
アナは無言で頷く。
ヨニもヘイノも、幻の本が廃棄の手を免れたのだと無邪気に信じていたようだったが、アナはその話を聞いたときから疑念を抱いていた。
アナは、教会がどのような組織なのかを司祭見習いの二人よりもよく知っている。
教皇が関わる祭事は、地方の田舎教会の祭りとは規模も格式も全く違う。その取り決めは厳正かつ絶対のものであり、偶然や運のつけ入る隙など許されていない。
この地に祖先が流れ着き、その当時の人々が授かった教えを今日まで伝え続けている組織が、そのような漏れを安易に許すとは思えなかった。
ならば、ザックが買った聖典は何なのか。
考えられる可能性はいくつもある。
誰かが表紙や年号だけを意図的に書き換えたものが、本物と誤解されて古書店に買い取られてしまった、というのが最も考えやすいシナリオだ。
もちろん、本当に廃棄の手を逃れたという線もあるが、それは限りなくゼロに近いとアナは考えていた。
「せっかく手に入れたのに、期待を裏切るような結果がこの先に待っているかもしれない。だから、先に言っておくわ。それは、本物の聖典ではない可能性がある」
下手にもったいぶるよりは、きっぱりと言い切った方がいいだろうと、アナは断定的に告げる。
アナの言葉が現実的にどのような意味を持つのか、徐々に理解したのか。ザックの瞳が、ゆっくりと見開かれる。
その双眸が、突きつけられた事実への悲しみに満ちるか、はたまた知らなければよかったという怒りに染まるのか。
どちらにせよ、彼の悲哀か憎悪の標的になっても構わないと、アナはある種の覚悟を決めていた。
だが、まさか、彼の目が興味深げに数度瞬いたあと、柔らかく細まるとは予想していなかった。
「なるほどな。たしかに、アナの言うとおりかもしれない。でも、オレはそれでも別にいいさ」
「別にいいって……あなたは、古書の蒐集家でしょう? 偽物を掴まされたかもしれないと聞いて、不快には思わないの?」
「オレは別に第一級の蒐集家ってわけじゃない。珍しい本に興味はあるが、名のあるコレクションを持つお歴々に比べりゃ、まだまだ三流だ」
強がりではなく、彼は本気でそう思っているのだろう。その声音には、虚偽につきものの震えや動揺の気配はまるでなかった。
「それに、たとえアレが偽物だったとしても、オレの喜びが嘘になるかもしれないって先回りして気遣ってくれた、アナみたいな親切な司祭に出会えた方がオレにとっては意味のあるものさ」
そう言って、夏の日差しのようにからりと笑ってみせるザックに、アナもまた薄く笑みを返す。
少なくとも、彼は偽書の可能性を聞いても、落ち込むのではなく笑ってくれた。
そこにアナが感じられなかった強がりが潜んでいたとしても、ザックのような人ならば、その笑顔を難なく本物にできるだろう。
(……彼は、私とは違うから)
会話が一区切りしたのを待っていたかのように、カランカランと激しくハンドベルを鳴り響かせながら、乗合馬車の御者が姿を見せる。どうやら、馬車の準備ができたようだ。
「今日はありがとう。あなたのおかげで助かったわ」
「どういたしまして。帰り道も気をつけてな」
軽く手を振るザックに、荷物で両手が塞がっていたアナは小さく頭を下げた。
馬車に向かうまでの短い間も、最後のエスコートとしてアナに寄り添うザック。彼の手を借りて、馬車に上がり、いよいよ扉を閉めるだけとなったときだった。
「なあ、もしよかったら、あんた宛に手紙を書いてもいいか?」
「ええ。パユヴェシ村の教会宛としたら、間違いなく私に届くでしょう」
「そっか。それなら、また今度手紙を出すよ。こっちにいる間、話し相手がいなくて退屈しているんだ」
「私も、私個人に宛てた手紙が届いたことはあまりないから、楽しみにしているわ」
それを最後に、バタンと馬車の扉が閉められる。小さな窓枠の向こうに見えるザックへと、視線だけでお礼を告げてから、アナは硬い座席へと身を委ねた。
(不思議な人だったわね……)
アナという司祭に接しているにも拘わらず、一切の遠慮を感じさせず、まるで十年来の友人のような気安さで話しかけていた青年。
馴れ馴れしくはあっても、不思議とそれを嫌だとは感じなかった。
「また、どこかで会うこともあるかしら」
ティモの町に滞在しているのなら、顔を合わせる機会もあるだろう。いつかの再会に思いを馳せて、アナはゆっくりと目を閉じた。
遠ざかっていく馬車を、帽子を振って見送る。少しずつ小さくなっていく影が、やがて道の向こうにすっかり消えた頃、ザックは手に持っていた帽子を頭へと被り直した。
「アナスタシア司祭、か。こんな辺鄙な田舎町に、あんな興味深い人間がいるなんてなあ」
目を細め、これまで彼女と交わしてきた言葉の数々を思い出す。
興味深い人物だという評価は、出会ったときからあったが、話をすればするほどその評価はいや増していくばかりだった。
まずもって、暴走した馬車に飛び出した子供を助けようとする行為自体が、普通の人間の物差しでは考えられない行動だ。だからこそ、自分も思わず彼女の献身を助けようと動いてしまった。
「その意味では、オレも『らしくない』ことをしたもんだな」
きっと、自分の命すら擲って他人を助けようとする彼女の自己犠牲の精神に充てられてしまったのだろう。
その後も、異邦人の見た目をしている自分を人々の視線から庇おうとしたり、服を汚されてもまるで意に介していなかったり。
帽子屋での様子を見ていると、意思が弱くて他人の意見に流されがちなのかと助け船を出したら、今度は不意に頑なな態度をとってみせたり。
こちらに話題を合わせてくれているのかと思いきや、ザックが不快に思うかもしれない真実を、自ら口にしたり。
ザックの知る常識を、彼女はことごとく裏切っていく。おそらく、彼にとっても好ましい方面で。
「……また、会ってみるのも悪くない、か」
どうせ、やらねばならない『仕事』は終わったも同然だ。ならば、余暇を自分の好奇心に赴くままに過ごしてみるのもいいだろう。
「だったら、手紙だけとは言わず、もう一度会えないか打診してみるか。彼女が面倒をみている弟子というやつにも興味があるし」
古書店で出会った、生真面目そうな少年の顔も思い出し、ザックは一度軽く頷く。彼がアナからどのような指導を受けているのか、聞いてみるのも悪くないかもしれない。
(こんな田舎町まで行けって言われたときは、退屈で死ぬんじゃないかと思ったが……なかなか面白そうなことになりそうだ)
夕風に吹かれながら、ザックは今日の宿へと向かった。
紙とインクは十分にあっただろうか、と考えながら。




