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第9話 二つの覚悟


それから私達は瑞希に言われた通りに準備をしていた。瑞希達は支援体制を整えるのに数日かかると言っている。その数日間で私達四人は互いの能力を知り、連携できるように訓練をすることにした。

 「まずはあなた達の術について教えてもらえるかしら?」とうささんに聞かれたので私達は順番に答える。「まず私は空間属性の魔法よ。」と私が答えると次に「俺は火属性と土属性の魔法だな。」と祐が答え最後に由乃が「私は風属性の呪法だよ。」と答える。すると「なかなかの相性ね。私は闇属性の呪法よ。」とうささんが言う。そして私達はそれぞれの役割を確認することにした。由乃は最前線で敵と対峙する。祐は後方からの援護。うささんは敵の足止め。そして私が敵の無力化。というのが主な役割となった。その他は状況に合わせて対応する事にした。 話し合いが終わったので私達は地下にある私達がいつも使っている演習場へ向かう。


 「ここではバーチャル技術で作られた人形を相手に戦闘訓練をすることが出来るの。」と私が説明をして訓練を開始した。強さはMAXに設定してある。STARTと書かれた画面に触れてまず私達は相手と距離をとった。そこからまずは祐がファイアボールを相手に向かって連続して放つ。それを回避した敵は距離を詰めてくる。その敵に風を纏った由乃が素早く蹴りを入れる。祐は蹴りを受け止めた敵の足元から石柱を出現させる。避け切れなかった敵は突き上げられ宙を舞う。そこでうささんが敵の目を闇で覆い視界を封じる。そして最後は私のグラビテイションハンマーで敵を気絶させる。「いい感じね。これならひとまず問題はないわね。」とうささんが言った。その後私達は準備期間が終わるまでほとんどの時間を訓練に費やした。


 突入当日私達は理事長室に集まっていた。「まずはGrimreaper本部へ向かってもらいます。そして幹部二人とトップの三人を撃破して禁術の研究データを押収することがあなた達の任務です。」と瑞希が言う。話が終わって私達が理事長室を出ようとしていた時「ひとついいかしら?」とうささんが言った。「いいわよ。」と私が言うと「この任務を遂行するにあたって二つの覚悟が必要な事は覚えておいて頂戴。ひとつは殺される覚悟そしてもうひとつは殺す覚悟。」とうささんが言う。「わかっているわ。」と私が言うと「問題ない。」、「大丈夫だよ。」とふたりが言う。


私達は二つの覚悟をもってGrimreaperの本部へと向かった。

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