表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

第6話 初めての手がかりと再戦


ショッピングモールに行った日から一ヶ月ほどたった頃私達は隣町に来ていた。なぜかというとそこから一時的に強い魔力が放出されたからだ。魔力を観測する装置で捉えたデータをもとに場所を洗い出し今向かっている最中だ。「この辺りにGrimreaperの本部があるのかな?」と由乃は言う。「まだ分からないけど何かしらの情報は得られるでしょう。」と私は答えた。そうしているうちに瑞希に貰った地図に記された場所に着いた。そこは高い塀に囲まれていて大きな扉がある純和風の豪邸だ。私はなんでこんな所にと思ったが表札を見て訳がわかった。その表札には百条と書かれていたからだ。「二人とも気をつけて。」と私は言った。「何かわかったのか?」と祐が聞いてきたので「表札に百条って書いてあるでしょ?多分百条会よ。」と答えた。二人は少し緊張した様子になった。「とりあえず人を呼びましょう。」そう言って門を叩いた。すると中から「何の用だ?」と聞こえた。私が「聖茜会の者ですが、ここを通してもらえませんか?」と言うと「駄目だ。」と言って通してくれない。そこで私は「河本大地って男を呼んでください。」と言った。中の人は少し黙ってから「わかった。」と言って奥に行った。


 少しして大地が出てきて中に通された。「それであんたら何の用で来た?」と大地に言われた。そこでここまで来た理由を話すと「あんたらもか。わしらも全く情報はつかめてなくてな。でもアリスといったか?あんたなら見つけられる。」と大地は言った。大地によるとGrimreaperは魔力をうまく隠蔽しており観測装置には検知されないという。だが近くに行くと確かに感じられる程度の魔力はどれだけ隠蔽しても消すことは出来ないという。「わしの魔力を感じとったあんたなら大丈夫じゃ。」と言って笑った。「ところで今からわしと勝負する気はないか?」と大地に聞かれた。私は「いいわ。一度だけやりましょう。前はお互い全力でやってないんだし。」と言って承諾した。その後私達は庭に出た。


 「じゃあやりましょうか。」と言うと大地は前のように日本刀を出す。お互い目を合わせてから一気に距離を詰める。大地の日本刀を私は手の周りに別空間を作り避ける。その後重力操作を利用したパンチで追い打ちをかけるが避けられる。私は距離をとってイグニスアイを発動する。「あんた目の色が変わったな。それが全力ってことか。」と言って大地は小さな岩を十数個出し私に向かって放つ。それを炎の熱で溶かして反撃に火の玉を大地に向かって放つ。そしてその後を追うように駆け出し大地の方向に重力を曲げる。大地は石柱を自分の足元に出しそれを蹴って飛び上がる。その大地に向け火の玉を数個放ち空間魔法とイグニスアイの詠唱を始める。大地は空中で火の玉を切り裂きそのままアリスに切りかかる。それをアリスは躱し重力を大地の体に横向きの重力をかける。大地は飛び退き衝撃を弱める。その後大地は距離をとって体制を立て直す。その隙に詠唱を終わらせ術を待機させる。その後足元で魔力が一気に収束したのを感じて足元の空間を歪める。その瞬間石柱が私のすぐ後ろに飛び出す。私は重力操作で大地に下向きの重力をかける飛び退いて避けた大地に十数個の火の玉を放つ。大地が体勢を崩した大地に「奥義、フレイムスペース」と叫び周りに新空間を作った。その空間に炎の術も加えて熱空間に閉じ込めた。そして少ししてから大地を開放した。その時の大地は装備も焦げてなんとか立っているという感じだった。「わしの負けじゃ。だが次合う時はわしらが勝つだろう。」と大地が言った。それを聞いた私は「それはあなた達が私達の敵になるということ?」と聞いた。すると「それはその時になれば分かるだろう。」そう言って大地は戻っていった。「帰りましょうか。」そう言って私達は学校に戻った。そして私達は今日あった事を瑞希に話した。「よくやりましたね。ではこれからはその魔力をあなた達で探ってください。」と言われた。私達は明日から魔力を探るために歩き回ることになるという事で早めに家に帰って休む事にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ