表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狐は私を帰さない  作者: こもりみかん
始まりと再会

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
13/17

罰(変更)

前回の罰では甘すぎるので変更しました。お手数ですがお読みください。変更内容は罰だけです。

 衣服の隙間から見えるただれた肌。小指があるはず場所から落ちる血液。涙のように流れる血液

 痛々しい。 

 私は急いで唯の元へと駆け出す。


「唯…! 唯…! 何でこんなことに……」

「俺の責任です。招待者じゃないと独断で判断しました」

 私はゆっくりと男に視線を移す。


「お前…のせいか……。お前さえ居なければ……」

 いや。居なかったら、唯は確実に死んでいた。けれど責めずにはいられない。


「何でもっと早く助けなかった…! 招待するならちゃんと最後まで面倒見ろよ」

 倒れ込み、男にしがみつく。


「唯には……私みたいな思いをせずに居て欲しかったのに…」

 涙が流れてくる。

 後ろから下駄の音が鳴り響く。


「琥珀……処罰は受けますね…?」

 新郎狐――信の言葉だった。

「はい…どんな罰でも受け入れます」

「よろしい。……それと確認ですが、そちらの娘と契約を結びましたね?」


 琥珀と呼ばれる男は唯を見ながら

「はい」

「……そうですか。分かりました。罰として神の元へ行き、こう言ってください。「人間にしてください」と。そして、二度と私達の元には戻らないでください。……話は以上です。下がりなさい」


 信は顎で琥珀を下がらす。琥珀は暗い表情で客席の方へと行く。

「さて、私達の結婚式を再開しましょうか?」


 彼は私を強引に引っ張る。先ほどの場所に戻り、私は再び血液と向き合った。

 私はお皿を捨てる。


「私には既に愛する夫がいるんだよ! こんなもの飲んでたまるか!! 飲んでほしかったら唯の――」

 信に口をふさがれた。唇と唇が重なり合う。舌を入れられる。


 初めて彼と交わしたキスは血の味がした。

 私は横目で夫を見る。夫の表情…目、それら全てを言葉で表すなら絶望だろう。

こちらの「罰」で話を続けていきます。

もしも、どうしても前のバージョンの続きが見たいという方はコメントください。

コメントがあったら前のバージョンの続きを作ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ