掃討作戦
一国の王が殺されたので、軍総動員で北の森へ向かった。その時に大将も森の中まで出向いていたのである。
エドガーは真っ先にカイルの下へ向かった。カイルはアジトの椅子に腰掛けていた。
カイル!大変なことになったぞ!
分かっている。こうなってしまったのはしょうがない。ペディにも申し訳ないことをしたな。
もう、お前一人の命では済まない。
分かっているが、リベル・エルヴァは最後まで抵抗するよ。僕のことは捕らえてくれてかまわない。
じゃあ、行くぞ!
ニコラも掃討作戦に参加していたが、ギロティーニュの兵がエルヴァの村の家に火をつけ、家の中へ入り女子供問わず皆殺しにした。絶叫と火が村を覆った。ニコラは、足元を見た時、以前、アジトに案内してくれた少年の首が転がっているのが見えた。それを見たとき、すべてが虚しくなった。そして、ペディはなぜ止められなかったのだと悔しくなった。ただ、敵の矢は襲うので叫びながら戦った。
エドガーは、カイルを縛り、ギロティーニュの大将らが集まる広場へ引っ張り出した。
首謀者を捕らえてまいりました!
皆は、歓喜の雄叫びを上げた。大将に呼び止められたので、エドガーはカイルを他の兵に任せて、大将のもとに立った。
ただいま戻りました!
よくやったな。
ちょっとお話があるので、奥の方で。
なんだ?
そのまま大将とエドガーは森の中に消え、エドガーだけが戻ってきた。




