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肉欲

ルシアンにベッドまでエスコートされた。


私は、たくさんの婚約者を抱えていてね、誰を選ぶのか迷っているのだよ。その矢先に君が現れたんだ。


ペディは緊張しながらも、ベッドに座らされると、靴を脱がされ足を露わにした。


ほう。これが、薔薇の女王の赤い爪か。

ご存知なのでしょうか?

それくらい教養だよ。それが目の前に現れて感動すら覚えるよ。薔薇の香りなんだよね?これが。

存分に味わってください。


ルシアンに足を嗅ぎ回され、全身がゾワゾワっとした。ただ、アルベルトとは違う上品さを備えており、ペディの足に美学を求めてすら思えた。そう思ったつかの間、ルシアンの獣の正体を明らかにしてしまう。

服を脱ぎ、ペディのドレスも脱がせ始め、ベッドへ押し倒した。


これが血肉ってものだペディよ。薔薇はこうして花開くのだ。


ペディは、そのオスの香りに、受け入れざるを得なかった。これこそギロティーニュの欲望の権化なのだとペディは感じた。

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