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要望

帰り際、街を抜けようとすると、人々に取り囲まれたのでペディ一行は馬を止めた。


なんだこやつらは?


ペディが戸惑っていると、一人の痩せた男が前へ出てきた。


まず、馬を降りていただきたい。


男に従い馬を降りた。ニコラとエレナは何をされないかと警戒しつつ、ペディの前についた。


直々に女王様がこちらに来たので、私からの頼みを聞き入れてほしい。

それは何だ?

まず、ヴァル国での人々の処刑をやめていただきたい。私の親戚も住んでおるのです。もう一つは、重税を何とかしていただきたいのです。

1つ目の要求は考えておこう。ただ2つ目だが、これから大きな戦いが起こる。そのためには、必要なことなのだ。

今はみんなが食うにも困っているんです!何とかお願いします!


その迫真の訴えに、狼狽えたが、取り直して答える。


戦いが終われば、必ず豊かな国は戻る。人々に清廉な心を取り戻すためには、必要なことなのだ。


そう答えた間もなく、槍を持った少女が、民衆の中から飛び出してきたので、すかさず、エレナが槍を取り上げ、少女を引っ掛け倒し、捕らえた。ニコラはすかさず、剣を引き抜き、貴様ら斬り殺されたくなければ下がれと凄んだ。男や周りの民衆も引き下がったので、ペディ一行は、少女を引き連れ馬をローゼリア城へと走らせていった。

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