308. ランナー
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし】
308. ランナー
先日“アメリカヤマシギ”という変な(?)動きをする鳥について書きましたが、アメリカには他にも面白い鳥がたくさんおりまして、“ロードランナー”という異名をもつ「オオミチバシリ」という鳥もその代表選手です。
同名のアニメ(ワイリー・コヨーテとロード・ランナー)もありますからご存じの方も多いと思います。(年代が上の方でしょうかね)
二つ名や和名も現す通り、“走り”に極振りした性能を持つ鳥さんでして、動画などを見ると「早送りしてんの?」と疑ってしまうほど。
爆速で疾走する漫画表現で足がグルグルの渦巻きになってるのがありますが、この鳥を見たらアレってリアルな描写なんだなーって思いますね。
アニメの方のストーリーは、“オオミチバシリ(ロードランナー)がその俊足を生かして襲ってくるコヨーテを手玉に取る”というのがデフォで、「逃げる」というよりは
「コヨーテをからかって楽しむロードランナー」の構図。
まぁぶっちゃけトムとジェリーです。(年代も同じみたいですね)
”捕食者”と”捕食される側”の関係性でいえば、どちらもマンガ風の創作的誇張表現なのだろうと思っておりましたら、YouTubeなどに「オオミチバシリvsコヨーテ」のリアルの追いかけっこ動画が数多く上がっておりまして、見てみれば本当に鳥がコヨーテをからかっているような光景に度肝を抜かれました。「え?マジなん?…」って
直前まで忍び寄って来て襲い掛かるコヨーテをギリギリの距離でいなしつつ疾走し、コヨーテが疲れて止まるとまた微妙な距離をとってジッとそれを伺うオオミチバシリ。
「ほれ?来いよ」
みたいな顔をしています。
コヨーテがリトライを挑めば、また絶妙な僅差で走り回り、一瞬追いつかれそうになって
「あっ!さすがに捕まった!?」と思ったら、まさかの「パタパタパター(飛翔)」
「・・・って飛べんのかいっ!!!」初見は誰でも100%ツッコみますよ。間違いなく。
どんな目的、メリットがあるのか?捕食者をからかって遊ぶとか生物進化上あり得るの?
不思議過ぎて調べてみたら、あれって真剣のやりとりなんですって。
そもそも最高速はオオミチバシリが20km/h程度なのに対してコヨーテは40km/h以上で、本来ならコヨーテの圧勝だけど、「凸凹、岩、草、ジグザク走行」などを利用したトリッキーな動きで速度的ハンデをなんとか凌いで(逃げて)いる状況らしいです。
そしてダメだった時は実際捕食されるパターンも普通にあるみたいです。(ええ…)
絶妙(微妙)な距離で煽っているように見えるのも、お互い体力温存の為、ギリギリの間合いで相手を伺っている状況なんですって。(飛行もごく短い距離しか飛べないので、攪乱か最終手段の対応みたい)
コミカルに見える光景は、実は達人同士による死線の見切り合戦という修羅場でした。
そりゃ自然界で生死を賭けた娯楽に興じるなんてあり得ないでしょうから(人間くらい?)、納得の真相なわけですが、あの動画に上がっているオオミチバシリ……
どいつを見ても「スン」と澄ました表情が
「バトルジャンキー?」みたいに見えるのがどーにも……
ではまた(まー鳥の表情とか感情とか分かりませんけれど)




