227. 野良
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし】
227. 野良
あまり印象のよろしくない感じのする言葉ですが、元々「野や田畑」を表す“屋外”という意味のものでありまして、転じて「部外者、アウトロー」的イメージに至った言葉です。
真っ先に思い浮かぶものに”野良犬・猫”がありますが、最近本当に目にしなくなって久しい気がします。
住民のケガや糞害、病気感染等の衛生的問題から、国や自治体がその取り締まりに注力を注いできた事と、何より飼い主さんの責任と愛情の意識が高まった結果による平和的在り様でありましょうから、望ましく素晴らしい事ではあるのですが、たまに”野良”を見かけると、今や “野生動物の発見”感が湧いてしまい、思わず「嬉しさとありがたさ」を覚えてしまいます。(つい写真を撮りたくなりますが、まぁ無理ですね。直ぐお隠れ(お逃げ)になられて…)
私の住む片田舎でも、野良ワンコなどは完全に絶滅種ですが、ニャンコの方は極偶に見かける事があり、屋外で見るその姿はあまりに神々しく爆萌え必至の尊さと可愛さであります。
近所に、(本当に)稀に見かけるグレートラ柄の野良ニャンコ(♂)がいらっしゃいまして、拝謁できた日はそれだけで幸せな気分でいられ、勝手に「モノタイガー(私的通称“タイちゃん”)」と命名して神の如く敬っています。(ネコは宗教だなぁ)
けれどこのタイちゃん、まぁいつも厳しく険しいお顔と態度でして、私がいくら友愛と情愛の念を捧げようと一向に靡き応じる事はありません。
年中快適な人家の中で温く温くと暮らすとネコとは明らかに一線を画した、そうまさに
「面構えが違う!」といった感じ。(精鋭の兵団なやつ)
彼の生き様と心意気、そして揺るがぬ矜持を思い知らされ
「これが野良ニャンコと人との埋まらぬ距離感なのだろうなぁ……」と悲しくも野生の真理を悟るに至ったお話でございます。
お休みだった平日の昼下がり、スーパーからの帰宅途中で下校中と思われる女子中学生s(二人)が道端でしゃがみ込んでいるのを見かけまして
「ん?どしたの?」
と見てみれば、その足元でゴロンゴロンとお腹を上にしているモノタイガー氏……
はあ?ちょっ…タイちゃん!?
話が違うじゃないのさっっ!!
ではまた(あんな顔見た事ないんですけど?)




