第14話ウィリアム編3
第14話
アメリカニューヨークウォール街にて、ウィリアムは、自社でずっと泣いていた
セントラルパークでの、親友の精神崩壊した姿だと、池に落ちた姿を思い出して泣いていた
同僚が気にかけていた
「大丈夫だよ…あなたが生き続ければいいのよ…ビリーもそう願っているわよ…」と言った
「俺は、ダメさ…あの時探しに行こうだなんて言ったから…あいつは…」
ウィリアムはそう言った
「そんなことを気にしてもしょうがないわよ?」と同僚は言った
「速報です…先程国連本部会議にて、安楽死薬の5830HBを配ることが可決されました。強制ではありません。ですが、エレクト博士が残したデータには、第二波が来ると言われています。皆さん大切な人と過ごしましょう。」そんなニュースが流れた
「5830HB?」とウィリアム
「これを使えば…」と考えたウィリアム
「やめてくれ!」
ウィリアムは、聞き覚えがある声の方を見た
ガラスの窓に映ったビリーだった
本当に透けていた
まるで、コンピュータグラフィックみたいにだ
ビリー「そんなのでいいのか?」
ウィリアム「いいんだよ…これで」
ビリー「ウィリアム…お前は、馬鹿だ…」
ウィリアム「何がだ!」
ビリー「俺の命を無駄にするのなら、お前を一生許さない…」
ウィリアム「でも…君が死んだのは、俺のせい…」
ビリー「本当に馬鹿なヤツだ!辞めるんだ!」
ウィリアム「…わかった希望を持つことにするよ」
ビリー「いいか?俺たち親友の約束だぞ?」
これは、ウィリアムの幻覚か魔法か
そんなことを考えられない
ただ、引き止められたように感じたウィリアムだった
次回第15話




