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第19話 誰が呼んだか、婿殿


 東魔協本部の訓練場には、まだ熱が残っていた。


 床を走る補助術式の淡い光。

 観測用の光板に流れる記録。


 その中央に立つのは、童子切を佩いた勇真と、魔導杖《星霧》を手にした凛華だ。


 少し前まで行われていたのは、勇真による若手術師たちへの指導と、凛華への個別調整だった。


 砲撃前の予備動作を小さくする。

 結界と移動を分けて考えない。


 一人で綺麗に勝とうとせず、勝ち筋をつなぐ。


 言葉にすれば単純だ。


 だが、その単純なことが難しい。


 しかも勇真は、それを迷いなく見抜き、迷いなく修正してしまう。


 最初こそ「高校生相手に何を教わるんだ」という空気もあった。


 だが今はもう薄い。


 残っているのは、感心と驚き。


 それから、少しの面白がりだった。


「東條院」


 本部教官の低い声が響く。


「はい」


 凛華がすぐに姿勢を正す。


「成長確認は十分だ。次は連携を見る」


「連携、ですか」


「ああ。お前一人の変化だけではない。神代と並んだ時、どこまで自然に組めるかも確認しておきたい」


 周囲が少しざわつく。


「来たな」


「まあ、そこ見るよな」


「むしろ今の流れで見ない方が不自然だろ」


 凛華は小さく息を吸った。


 勇真との連携。


 酒呑童子との戦いで、一度は確かに掴んだ感覚だ。


 だが今は極限じゃない。

 だからこそ誤魔化せない。


 偶然ではなく、技術として再現できるか。


 それを見られる。


 教官の視線が勇真へ向く。


「神代」


「はい」


「協力してもらうぞ」


「……またですか」


「まただ」


 即答だった。


 勇真は露骨に嫌そうな顔はしない。


 ただ、少しだけ肩を落とす。


 その分かりやすい反応に、周囲から小さな笑いが漏れた。


「断る流れじゃないですね」


「理解が早くて助かる」


 教官は中央へ視線を送る。


「今回は構築体ではない」


 その一言で、空気が少し変わった。


 前へ出たのは三人。


 本部教官補佐が二名。若手の実働候補が一名。


 近接担当、結界妨害担当、後方支援担当。


 さらに、訓練場の上空に一枚の札が浮かぶ。


 淡い金光を帯びた、小さな制圧札だ。


「勝利条件は単純だ」


 教官が言う。


「あの制圧札を奪った側の勝ち。相手を倒し切る必要はない」


「制圧戦、ですか」


「そうだ。実戦では敵を全滅させることより、先に取るべきものがある場面も多い」


 勇真が札を一度だけ見上げる。


「なるほど」


「嫌なら今からでも――」


「嫌とは言ってません」


 あっさり返してから、勇真は凛華を見た。


「凛華」


「はい」


「最初に分断してくるはずだ。俺を見失うな」


「勇真君こそ、無茶はなさらないでください」


「善処する」


「その返し、あまり信用できませんわね」


「ひどいな」


 短いやり取り。


 けれどそれだけで、凛華の張っていた気持ちは少し和らいだ。


 不思議と、怖くはなかった。


 勇真が前にいる。


 それだけで呼吸が整っていく。


「始め」


 合図と同時に、相手側が一斉に動いた。


 最初に床へ術式線を走らせたのは結界妨害担当だ。


 石床を淡い光が走り、勇真と凛華の間へ薄い障壁が立ち上がる。


 正面から防ぐ壁じゃない。


 視界と射線を切り、連携そのものを乱すための嫌らしい結界だ。


「分断です!」


「分かってる」


 同時に、後方支援担当が上空の制圧札周囲へ迎撃弾を散らす。


 さらに、その陰を使うように近接担当が凛華へ踏み込んだ。


 前衛と後衛を切る。


 次に後衛を落とす。


 定石だった。


 だが――


「《術式崩し(スペルクラッシュ)》」


 勇真の低い声とともに、童子切が閃く。


 立ち上がりかけた障壁の継ぎ目だけが正確に崩れた。


「え……」


「今の、一点だけ壊したのか?」


「術式の継ぎ目を見てるのかよ……」


 どよめきが走る。


 だが勇真は、その隙間を抜けようとはしない。


 むしろ、その向こうから間合いを詰めてきた近接担当へ、真正面から踏み込んだ。


「《縮地(しゅくち)》」


 一歩で距離が消える。


 近接担当が咄嗟に術刃を引き上げ、防御へ回る。


 判断は速い。


 だが、勇真の方がさらに速い。


「《破刃(はじん)》」


 重く短い斬撃が、防御ごと体勢を叩き崩す。


 斬り倒すためではない。


 崩して、止めるための一撃だ。


 そこへ結界妨害担当が、勇真の足元へ拘束陣を滑らせる。


 その瞬間。


「甘いです!」


 凛華が前へ出る。


「《光輪結界(ヘリオス・リング)》――!」


 床を這うように走った光の環が、拘束陣の起点へ重なった。


 壊したのではない。


 起動のタイミングを、ほんの一拍だけ遅らせたのだ。


 それで十分だった。


 勇真が半歩だけ位置を変え、拘束の成立範囲から抜ける。


「いい」


 短い声。


 それだけで、凛華の胸の奥が熱くなる。


 認められた。


 そう思うより先に、嬉しいが勝った。


 だが今は、浸っている暇はない。


 後方支援担当の意識は、完全に凛華へ向いていた。


 光弾が三連、五連と鋭く撃ち込まれる。


 凛華は正面から撃ち返さない。


「《雷迅翔(ライトニング・グライド)》!」


 雷光を纏い、横へ滑る。


 同時に、薄く、星霧の障壁を身体へ沿わせる。


「《星霧障壁(ネビュラ・イージス)》」


 受け切るための壁ではない。

 射線をずらし、自分の位置を通すための壁だ。


「……速いな」


「東條院の起動がかなり小さくなっている」


「しかも判断に迷いがない」


 教官たちの低い声が落ちる。


 凛華はもう、勇真の次の動きを読んでいた。


 勇真は近接担当を崩したあと、あえて追撃しない。


 そのまま上空の札へ向かえば、迎撃が集中する。


 だから先に、支援役の意識を自分へ引き寄せる。


 来る。


「勇真君、左上です!」


「ああ!」


 勇真が上空の制圧札へ向かうそぶりを見せた瞬間、後方支援担当の照準がほんのわずかに上へ逸れた。


 その一瞬。


「《雷花陣(トール・ブルーム)》――!」


 雷撃の花が咲き、後方支援担当の退避方向を塞ぐ。


「しまっ――」


 相手が反射的に身を引く。


 その逃げ先に、もう勇真がいた。


「《裂歩(れっぽ)》」


 斜めに踏み込み、視界の外から滑り込む。


 童子切の峰が相手の手元を正確に打ち、迎撃術式の起点を崩した。


 同時に、結界妨害担当が背後から拘束糸を飛ばす。


 だが。


「《星鎖縛(ステラ・バインド)》!」


 凛華の星光が、拘束糸ごと相手の腕へ絡みついた。


 完全拘束ではない。

 術式を完成させないための、ほんの一拍の妨害。


 それで十分だった。


 勇真は振り返らない。


 振り返る必要がないからだ。


 背後は、凛華が見ている。


 その確信だけで、迷いなく上へ駆ける。


「取らせません!」


 近接担当が最後の力で跳び上がり、勇真より先に制圧札へ手を伸ばした。


 それを見た瞬間、勇真はほんのわずかに身を沈める。


「凛華!」


 たった一言。

 それだけで、意図は伝わった。


 大きな一撃はいらない。


 止めればいい。通せばいい。


「《天雷槍(ユピテル・ランス)》――!」


 細く鋭い雷槍が一直線に走り、近接担当の進路を正確に断つ。


 受けるしかない。


 避ければ、札を守れない。


 その一拍の硬直で十分だった。


 勇真の手が、上空の制圧札を掴む。


 高い終了音が訓練場に響いた。


 一瞬。


 本当に、一瞬だけだった。


 誰も、すぐには声を出せなかった。


 派手な一撃で薙ぎ払ったわけではない。


 力でねじ伏せたわけでもない。


 けれど今のは、誰が見ても分かった。


 ――噛み合っていた。


 勇真が崩し、凛華が通す。

 凛華が止め、勇真が奪う。


 前に出る者と、その背を預かる者。


 酒呑童子との実戦で掴んだはずの感覚が、今この場ではっきりと形になっていた。


「……見事だ」


 先に口を開いたのは教官だった。


「東條院の判断が速い」


「ええ。火力はそのままに、無駄が削れている」


「何より、神代と並んだ時の迷いがない」


 ざわめきが広がる。


「すご……」


「東條院さん、また強くなってないか?」


「いや、強くなったっていうか」


「……あの二人、もう完成してないか?」


 凛華はようやく、小さく息を吐いた。


 胸の奥が熱い。

 戦闘の高揚だけじゃない。


 ちゃんと繋がった。


 自分が勇真へ繋げて、勇真がそれを当たり前みたいに受け取ってくれた。


 その事実が、どうしようもなく嬉しい。


「……どう、でしたか?」


 気づけば、そんな言葉が口をついていた。


 少しだけ声が柔らかい。


 少しだけ期待が滲んでいる。


 勇真は返された制圧札から視線を外し、まっすぐ凛華を見た。


「よかった」


「……それだけですの?」


「いや」


 そこで、ほんの少しだけ笑う。


「ちゃんと、二人で勝ててた」


 かっと頬が熱くなる。


 その一言は、反則だった。


 戦闘の熱とは違うものが、胸の奥でじわっと広がる。


 嬉しい。


 恥ずかしい。


 でも、それ以上に、その言葉を大事に抱えてしまう自分がいた。


 周囲の空気が、そこでまた少し変わる。


「聞いたか今の」


「聞いた」


「“二人で勝ててた”って、さらっと言ったぞ」


「いや、でも実際そうだろ」


「酒呑童子戦の時も思ったけど、あの二人、もう連携の完成度おかしいんだよな」


「護衛と被護衛っていうか……」


「そこ、もう半分相棒だろ」


「半分どころか、だいぶ出来上がってないか?」


 ひそひそ声は小さい。


 けれど、小さいからこそ妙に耳に入る。


 凛華はますます落ち着かなくなる。


 否定したい。

 だが、今の連携を思い返すと、強く言い切れない自分もいる。


 そのことが何より厄介だった。


 一方の勇真は、そんな空気をどこまで察しているのか、いつも通りの顔で童子切を鞘へ収めた。


「これで十分だろ。次、まだやるのか?」


 気負いのないその口調が、かえって周囲の空気を緩める。


「いやあ、十分どころじゃないですよ、神代君」


「そうそう。あれ見せられたら、もう何ていうか」


「東條院さんも、神代君相手だとだいぶ雰囲気違いますしね」


「なっ……」


 凛華が反応するより早く、砕けた性格の若手術師が感心したように頭をかいた。


「いやあ、さすがです、婿()殿()


 一瞬で、訓練場が静まり返った。


「…………は?」


 最初に固まったのは勇真ではない。


 凛華だった。


 意味が脳内で繋がるまで、ほんの一拍。


 その次の瞬間、みるみるうちに顔が真っ赤になる。


「なっ……な、何を言っているのですか!?」


 声が裏返りかける。


 東魔協のエースらしからぬ、あまりにも分かりやすい動揺だった。


「む、婿殿って……! ど、どういう発想をしているのです、あなたは!」


「え、いや、その、東條院さんの護衛で、会長にも認められてて、今の連携も完璧で……」


「だからといって、そうはなりませんわ!」


「でも空気的に」


「空気で決めないでくださいませ!」


 完全に動揺している。


 否定しているはずなのに、否定の仕方が追いついていない。


 若手たちの目が、さらに生ぬるくなる。


「終わったな」


「ああ、これは終わった」


「何が終わったのですか!?」


 凛華の声がまた跳ねる。


 勇真は頭をかきながら、少し呆れたように言った。


「やめろって、そういうの」


「でも神代君、否定の仕方が弱いです」


「そこ乗るところじゃないよな!?」


 別の若手のツッコミに、笑いがこぼれた。


 凛華はますます赤くなる。


「勇真君も、もう少し強く止めてくださいませ……!」


「いや、俺に言われても」


「言われても、ではありません!」


「だって、そういう空気作ったの半分くらい凛華だろ」


「なっ――」


 凛華が息を呑む。


「ど、どこがですの!?」


「さっきから分かりやすすぎる」


「わ、私は別に、その……っ」


 言い返そうとして、言葉が続かない。


 図星だからだ。


 その時だった。


「何の騒ぎだ」


 低く、よく通る声が訓練場に響く。


 空気が、一瞬で引き締まった。


 入口に立っていたのは、東條院慶臣だった。幹部を一人伴い、訓練の視察に来たらしい。


「会長!」


「お、お疲れさまです!」


 若手たちが慌てて姿勢を正す。

 先ほどまでの笑い声が、嘘みたいに消えた。


 慶臣の視線が中央へ向く。


 勇真。凛華。返された制圧札。崩れた術式の痕跡。


 そして、妙に顔の赤い娘。


「模擬戦か」


「はっ。東條院の成長確認と、神代との連携確認を」


「結果は」


「想定以上です」


 教官の返答に、慶臣は短く頷いた。


「そうか」


 その目が、まず凛華へ向く。


「凛華」


「……はい、お父様」


「よくやっているようだな」


「ありがとうございます」


 短いやり取り。


 けれど、それだけで凛華の表情は少しだけ和らいだ。


 父に認められたことも嬉しい。


 でも、それ以上に今の自分を見られてしまっていることの方が、心臓には悪かった。


 次に慶臣の視線は勇真へ移る。


「神代」


「はい」


「娘を使い潰すつもりはないだろうな」


「そのつもりはないです」


「ならいい」


 相変わらず厳格な言い方だ。


 だが、そこに最初の頃の警戒はもうない。


 信頼を前提にした確認だった。


 そして。


 慶臣は数秒だけ沈黙し、それから凛華へ一度だけ視線を向けた。


 娘が真っ赤になっているのを見て、事情はおおよそ察したのだろう。


「……軽口で場を乱すな」


 声音は低い。

 だが、本気の怒気はない。


「ただし」


 若手たちが息を呑む。


「凛華の意に沿わぬ形で騒ぎ立てることは許さん」


「お、お父様……!」


 凛華は思わず目を見開いた。


 からかわれているだけだと思っていた空気の中で、父がはっきりと自分の側に立って釘を刺してくれた。


 そのことが意外で、そして少しだけ嬉しい。


 胸の奥が、また別の意味で熱くなる。


 恥ずかしさでいっぱいなのに、その一言が救いになってしまう。


 慶臣はそれ以上その話題を広げず、今度は勇真を見た。


「神代」


「はい」


「お前の働きは認めている。だが、娘のことは娘自身の意思を最優先にしろ」


「……分かりました」


「ならいい」


 そこで終わるかと思われた。


 だが慶臣は、ほんのわずかに間を置いてから、低く続けた。


「もっとも」


 その一言で、訓練場の空気がまた張る。


「そのつもりがあるなら、早めに筋は通せ」


「……は?」


 勇真が、珍しく素で間の抜けた声を出した。


「筋?」


「お、お父様っ!?」


 今度こそ凛華の顔が一気に熱を帯びる。


 耳まで真っ赤になり、さっきまでとは別の意味で完全に余裕を失っていた。


「な、何をおっしゃっているのですか!?」


「何かおかしなことを言ったか」


「おかしなことしか言っておりません!」


 凛華の抗議に、慶臣は眉一つ動かさない。


「私は、物事には順序があると言っただけだ」


「それを今この場で言う必要はありません!」


「必要がないなら、気にすることもあるまい」


「気にしますわ!」


 若手たちは、必死に表情を引き締めていた。


 だが、もう限界だった。肩が震えている者が何人もいる。


 一方の勇真だけが、まだ話の着地点を掴めていない顔をしている。


「……東條院会長、すみません。俺、ちょっと話が見えてないんですけど」


「お前は少しは察しろ、神代」


「え、俺ですか?」


「お前だ」


 教官にまで呆れたように言われ、勇真はますます困惑する。


 その横で凛華は、両手で顔を覆いたくなるのを必死にこらえていた。


 どうしてこの人は、こういう時だけこんなにも鈍いのですか。


 そう思うのに、そんな勇真だからこそ余計に調子を狂わされる。


 しかも、その鈍さすら少し可愛く見えてしまうのだから、もうどうしようもない。


 だが、そんな凛華の内心など知るはずもなく、慶臣はごく自然に話を締めた。


「まあいい。今は訓練中だ。続きは各自、節度を持って考えろ」


 節度を持って。


 それは否定ではない。


 むしろ、前提を置いた上での言葉だった。


 若手たちの中で、その意味を取り違えた者は一人もいなかった。


「……今の、もうほぼ」


「言うな」


「でも会長、完全に」


「だから言うなって」


 ひそひそ声がまた広がる。


 凛華は顔を真っ赤にしたまま、きっと慶臣を見た。


「お父様……!」


「何だ」


「あとでお話があります!」


「望むところだ」


 堂々と返され、凛華はさらに言葉を失う。


 その隣で、勇真だけがまだ納得しきれない顔で小さく呟いた。


「……筋って何の話だ?」


 その一言で、ついに訓練場のあちこちから堪えきれない笑いが漏れた。


 空気は、もう決まっていた。


 護衛。

 臨時講師。

 外部協力者。

 東魔協のエースと、その相棒。


 いろいろな呼び方はある。


 だが、本部の一部が選んだ呼び名は、もっと雑で、もっと分かりやすいものだった。


「お疲れさまです、婿殿」


「だから広めるなって」


「東條院さんもお疲れさまですー」


「その言い方もやめてくださいませ!」


 また笑いが起きる。


 訓練場に残る熱は、酒呑童子戦の頃とは少し違う色を帯びていた。


 戦いを越えて。

 実績を越えて。

 信頼を越えて。


 二人が並ぶことが、少しずつ当たり前として受け入れられ始めている。


 その中心に自分がいて。

 その隣に勇真がいる。


 そう思っただけで、凛華の胸はまた落ち着かなくなる。


 嫌ではなかった。


 むしろ、困るほどに嬉しい。


 その結果として。


 東魔協本部の一部では、この日を境に、神代勇真のあだ名がひとつ定着することになる。


 ――婿殿。


 もちろん本人は、最後まで不本意そうな顔をしていたけれど。


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