35 引っ越しの前後はやることだらけ
引越で必要な作業は
荷造りだけではありませんでした。
まずは引っ越す2週間前になったら
自治体の窓口に行き、
転居届をはじめ印鑑登録の廃止、
児童手当や子ども医療費助成の手続きを行います。
そして会社や学校にも
住所や電話の変更届けを出さなくてはなりません。
特に学校は、それらが済まないと
新しい定期券が買えないのです。
しかも新住所が決まれば買えるのかと思いきや
面倒なことに、届け以外にも、
”住民票記載事項証明書”なるものを
転居先の自治体に記入してもらう必要がありました。
”え? それって住民票じゃダメなの?”
と思い調べたところ
学校によってはそれでOKなところもあるけど
学校が自前のフォーマットで管理している場合は
既定の”住民票記載事項証明書”を受け取り
役所の窓口にて身分証を提示し手数料を支払い
記入してもらう必要があるそうです。
つまり息子の学校はその、
めんどくさいほうだったのでした。
ちくしょう。
ちなみに大学は受理(登録内容が修正される)のに
4~5日かかりました。
とにかく、引っ越し前・引っ越し後は
親も子も迅速に動く必要があります。
ふだん保護者会のプリントすら親に出さない息子に
あれこれ指示するのは大変面倒でした。
そのほか、電気・ガス・水道などの
ライフラインの停止と開通です。
旧居は少なくとも引っ越し当日まで、
新居は事前に開通出来たほうが良いです。
電気と水道は移動してすぐに使うことになりますが、
万が一何らかの手違いで利用開始できないと
トイレやエアコンが使えないなど
それはもう大変なことになるからです。
(滅多にないとは思われますが)
またエリアが大きく離れる場合
固定電話の電話番号も変わります。
WEBサービスやアプリの登録・ログイン時
自宅の固定電話に自動音声で
確認コードが送られることもあるため
こちらも確実に変更しておきましょう。
そして。すでにこれも”ライフライン”と呼べそうな
”インターネットの開通”という作業も重要です。
パソコンやスマホを今まで通り使うためにも
新たな住所で契約を結びなおす必要がありました。
引越後は転入届とマイナンバーカード、
児童手当や医療費など子どもに関すること、
必要な人は印鑑登録などの手続きも必要です。
マイナンバーカードの登録内容変更とは別に
電子証明書の再発行(更新)手続きが必要です。
登録内容を変更したとて、
コンビニで住民票の発行が再び出来るわけではないのです。
これは本人が役所に行き、
登録している暗証番号(長い方)を
入力しなくてはなりません。
ウッカリ息子はそれをすっかり忘却していたため、
その場で”暗証番号変更手続き”を行うことになり
それを済ませた後の手続きとなりました。
担当者さんに手間をかけさせ、時間もかかるため
暗証番号は確実に持っていった方が良いと思われます。
その他に住所が変わったことを伝えておくのは
免許証、パスポート、銀行をはじめ
各クレジットカード会社、保険会社、
NISAなどの金融・投資系、NHK、
ネットやスマホで利用している各種サービスがあります。
昔使ったけど最近使っていなかったものは
間違いなく忘れているので
メールの受信フォルダを遡って
どんな会社やサービスを利用してきたか
確認してみることをお勧めいたします。
郵便物に関しては、
郵便局にあらかじめ転送届けを出しておけば
一年間は新たな住所に転送してくれますが
いざという時(保険を利用する時など)に
変わっていないと手続きに遅れが生じてしまいます。
などで早めに、分かっている範囲のものは
どんどん住所変更しておきましょう。
特にAmazonなどの通販系は
うっかり旧住所で利用した日には
面倒なことになってしまいます。
誰もいない旧住所の玄関先で
ポツンと置き配される荷物を想像すると
涙がこぼれそうになりませんか。
ともかく、引っ越し日までに
することはまだまだありました。
新居のレイアウト計画。
これをしておかないと当日
引っ越し業者の人を困惑させ、
しかも後から”このタンスはここじゃなかった!”などと
激しく後悔することになります。
冷蔵庫は空っぽにしなくてはならないのですが
調味料など、どうしても使い途中のものが生まれます。
うちは幸い、それらを一度
預かってくれる人が見つかったので
アンチョビの瓶や使いかけのマヨネーズたちは
前日に四角い保冷バッグで運ばれ
冷蔵庫の機能が復活した頃に再会を果たしました。
それから旧住所近隣の知人と
新住所の近隣住人に対し
挨拶回りでお配りするものを購入しました。
別にセンスが良いところを見せる場でもないので
シンプルな今治タオルにしておきました。
たいていの家はその手のタオルなぞ
あふれていそうですが(うちもです)
”無難”さには抗えない魅力があるのです。
それらを配りながら、近日引っ越す胸を伝えた時
この地を離れることをしみじみ実感したのでした。




