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【不動産】探しているのに無いじゃない~時間をかけ血眼で探しながら、たくさんの有給とお金を無駄にして学んだ家探し~【実録】  作者: roctan


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3 不動産会社いろいろ

 そうして自宅の売却契約が終結し、

 いよいよ新居を探すことになりました。


 私は売却を持ちかけられ、具体化し始めた頃から、

 ”どこに住むべきか”を探しまくっていました。


 家族の進学・転職に対応できる”交通利便性”。

 いざとなったら売却できる”資産価値”。


 そして町や駅の絞り込みだけでなく、

 たくさん見るうちに、新築よりも中古物件の方が

 より良い立地で、敷地面積も広めなことにも気付きました。


 そりゃそうです。

 駅から近い、良い場所から

 人は家を建てていったのでしょう。


 それに今ほど地価が高くなかった頃、

 例えば昭和なら

 ”ペンシルハウス”と呼ばれるような狭小住宅ではなく

 ある程度は隣家とも間隔を置いて

 建てる家が多かったのです。

 (違法建築も多いですが)


 そこで私たちは、リフォーム前提で、

 新築だけでなく中古住宅もターゲットに含めました。


 ここのタイトルをみて分かる通り

(若い方は、タレントのYOUさんが

 バンドのボーカルだったことなんて知らないだろうな)

 私たち夫婦は現在アラフィフで、

 子どもたちも学生とはいえ、

 幼い子どもではありません。


 したがって次の家は”終の棲家”となるため、

 20年近く住めたら良いと話していました。

 次の家を”住み潰し”たら、

 その後は売った土地代を元手に

 高齢者施設へと移動したいね、とも。


 その計画を息子に話すとおおいに賛同してくれて

「じゃあ俺もがんばりすぎないよ」

 とCMのようなことを言っていました。


 私たちはさっそく目星をつけ、

 その物件サイトに”問い合わせ先”として載っていた、

 不動産会社に連絡を取りました。


 物件を扱う不動産会社はたくさんあります。

 どうしてもメロディ付きで言いたくなる”三井のリハウス~”、

 東急リバブル、住友不動産などの超大手。

 物件保有数も半端ないので、

 問い合わせ先になっていることは多々あります。


 中小規模の不動産会社もたくさんあり

 それぞれが”得意なエリア”を持っているようです。


 個人規模のところは

 専任で物件を扱っていることも多いです。


 ひとつの物件を、複数の不動産会社が扱っていることもよくあります。

 (スーモなどに複数、同じ物件が出てきます)


 どれも同じと思わずに、詳細をよく読むと、

 ”仲介手数料 無料”という特典や

 中古物件に1年間の保障をつけてくれたりしているので、

 連絡する前に吟味したほうが良いと思います。


 仲介料無料。

 それがいかに大きいことなのか。


 仲介料は通常、物件の3%なのですが、

 一億円の物件の3%は300万円です。

 これは大きいです。


 なお、複数の不動産屋に問い合わせするのはかまいませんが

 複数の不動産屋で内覧したり、

 内覧後、また別の不動産会社でもう一度内覧するのは

 激しくルール違反となります。

(仲介手数料がどこに支払われるか変わるため)


「一度見て、その時は止めたけど、

 やっぱりもう一度候補に入れたい」

 という時は、最初に内覧した不動産会社に相談しましょう。


 さて、問い合わせすると、

 それはもう速攻で連絡が来ます。

 不動産会社の機動力の高さは

 他の業界の追随を許さないと思います。


 最初の会社の担当者は親切で、

「ここなんてどうでしょうか」

 と、同時にたくさんの物件情報を送ってくれました。


 大変ありがたかったのですが、

 ただ、希望していた駅などの条件とは

 ちょっと外れたものが多かったです。


 なぜなら。

 そう、戸建ての購入2度目の私たちは知っていました。


 不動産会社はこちらの希望を聞きつつ、

 さりげなく、それとなく、それでいてちゃっかりと

「彼らが売りたい物件」

 を紛れ込ませてくるのです。


 以前、現在の家を購入する時に出会った不動産屋は

 こちらの希望をフンフンと聞き流した後、

 あらかじめプリントアウトしていた数枚を机に並べ

「こちらなんていかがでしょうか~

 すごく素敵なおうちですよ~

 絶対おすすめですよ~」

 と、希望とはかけ離れた、見知らぬ駅にある

 区画で開発したらしい住宅地をごり押ししてきました。


 駅から26分という数字にくぎ付けになりながらも

 ”じゃあお前が買えよ”という言葉を

 必死に飲み込んでいたことを覚えています。


 今回も、こちらの希望に沿ったものも紹介してくれましたが

 ”この半年売れなくて困ってる”というのが

 見え隠れするような物件もいくつかあり、

 トランプでババを引かないようにする

 緊張感と演技力を強いられました。


 地元密着型の不動産屋にもアプローチしましたが、

 見事にスルーされました。

 メールだけでなく、直接訪問もしましたが、

 物件の紹介はひとつもありませんでした。


 エリアにもよるのかもしれませんが、

 人気エリアの中古物件はめったに出ないそうです。

「結局はネットで探した方が早いですよ」

 と言われてしまいました。


 そんなこんなで、不動産会社の方々とのやり取りが始まりました。

 本当にいろんな会社や担当がいらっしゃいますが、

 こちらが気を付けていたのは以下の3点です。


 ①不動産会社の担当も人間、礼節を忘れない

 基本的に全ての商売は対等だと思っているので

 お客さんズラせず、

 相手の都合など慮りながら丁寧に対応しました。


 また仕事しながら物件を探すのは大変ですが、

 返信はなるべく遅くならないよう気を付けました。

 (検討の時間も必要なので、これは結構大変でしたが)


 ②ちゃんと返信する、必ず説明する

 聞かれたことを正確にお答えするのは当然ですが、

 内覧の後など物件を辞退する時には

 ”なぜダメだったのか”その理由をお伝えしました。

 ただ”思ったのと違った”とかではなく、

 ”日当たりが予想以上に悪かった”、

 ”道路の振動や音が激しかった”など

 書きにくいことですがしっかりとお伝えしました。



 ③きちんと選んでから見る

 これは途中で加えたルールです。

 不動産会社の方はいつでも

 ”気軽に内覧申し込んでください”

 ”とりあえず見るだけでも良いから”

 といってくださるのですが、

 ”見て良かったら買う”と決めた物件以外は

 正直見に行かない方が良いと思いました。


 条件を1,2個満たしただけの物件ならおそらく、

 見ても買わないです。ダメの再確認するだけです。


 これを繰り返すと家探しの疲労感は増すばかりだし、

 断る時の罪悪感は増すし、

 時間も交通費も無駄になるしで良いことありませんでした。

 

 基本的に不動産会社の方々は

 とても丁寧に対応してくださいました。


 基本的に土日祝は出勤の大変なお仕事なので

 敬意を持って接したいと、今も思っております。




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