5.隠し事バレる
リエラはラシエルの寝ている保健室にきた。
ラシエルはスウスウと寝息をたてながら寝ている姿を見て
「きれい、、」
リエラはラシエルの前髪を横に流した。
体がピクッと動き急いでリエラは手を引っ込めた。
「何がきれいなの?セレスティアル嬢」
ラシエルはいたずらの笑みを浮かべてリエラのことをを見た。
「え!?起きてたんですか?そもそも殿下、私はエレですよ」
「最初からだよ?精神干渉魔術を使えるのはセレスティアル嬢しかいないだろ?」
リエラは焦りながら
「じゃあ、誰かが殿下に精神干渉魔術を使ったってことですね!それは大変ですね!!」
ーというか、なんでこの人精神干渉魔術使ったあとなのに 覚えてるんだろ、、
さすが殿下だな、、
「そこまで言いはるんだったら、証明しようか?」
ーほんとに、何言ってんだこの人、、
もしかしてバーデンと同じ部類か?
「私はエレ•ティアルです。」
「やっぱり、押し切りじゃだめか、、」
「押し切りって、、私はエレ•ティアルです!」
ーガチャ
中に入ってきたのはヴィスターだった。
. .
ヴィスターはこれでも一応生徒会の副会長だ。
リエラとラシエルが一緒にいるのを見て眉を寄せた。
「おい、なんでこいつがいるんだよ」
ラシエルは笑いながら
「それは、ティアル嬢が僕に勝ったからね」
「殿下そうなんですか!?こいつが?」
リエラは2人の様子を見ながら
ー殿下にとってクロディアン副会長は特別なんだろう な、、
リエラからは殿下が唯一気の許している相手に見えた。
「というか、殿下がわざわざ俺にティアル嬢と闘いたいって言ってたのってそういうことだったんですね」
その場が一度静まり返った。
ーああ、殿下はバーデンと同じ部類だったんだ、、
リエラは眉を寄せラシエルを見た。
おい、このクソ殿下私が今まで考えてきたのはなんだったんだ、、
という目で殿下を睨んだ。
国の王を睨んだ。そうとう、リエラはヤバい奴である。
ここまでの命知らずはなかなかいない、、
ヴィスターは秘密にしなければいけないことだったんだということに気づき、リエラが殿下を睨んでいることみ見て引いた。
ラシエルは最初はキョトンとしていたが、リエラが睨んでいることに気づき上品に笑った。
「ティアル嬢、睨んでいるよ」
「もちろん、それはそうでしょう。だって、まさか誰かの思惑でこうなっていたんだって、、」
「じゃあ、その分君のいうことをなんでも聞こう。」
ヴィスターは自分が怒られないことがわかりものすごいホッとした様子だった。
ーなんでもか、、
どうせなら任務が進むような、、
リエラは突然思い出した。
実技試験の次にある大きな行事を、、
ダンスパーティーだ。
一人でいたらもちろん周りに怪しまれる。
ーというか、どうしよう、、
もういっそ殿下と、、?
いや、だめだ、、それは周りの女子が怖い、、
「では、ダンスパーティーで一緒に踊ってくれないでしょうか?」
こんにちは、ウタカタヒトリです。
今回はラシエル編です!
ラシエルは小さい頃のテストでものすごく低い点をとったことがあるとかないとか、、
リエラに似ていますね!
読んでいただきありがとうございます。




