34.アトラス国編 〜堂々勝負です!〜
リエラはどんどん塞ぎ込むようになった。
施設の方もリエラには冷たい視線を浴びせ、施設ではだいぶ浮いていた。
そんな状況が嫌だったのかだんだんリエラは最高峰の仕事を増やしていきほとんど施設にはいなかったと思う。
俺もリエラのあとをおいたかったからかなんとか勉強して最高峰に入った。
リエラは最初俺が入ってからだんだん一緒に任務をやるうちにリエラと話せるようになってきた。
リエラはちゃんとした学校には行っていないためほとんど魔法以外何も知らず俺がいろいろと教えるといつのまにか師匠(?)ほとんど一緒にいるようになった。
でも、ある日アトラス国について調べたらしく自分が国外追放になった原因が国が侵攻された理由がリエラ自身のオッドアイにあることを知った。
それからリエラは朝から夜までオッドアイじゃなく普通の目でいられる方法を研究して試していた。
だからずっと一人でここまで全て抱えていたと思う、、
バーデンは少し俯いた。
「、、、」
「おい、ここまで話したんだから何か言えよ」
「最高峰ではオッドアイとして任務したことはないんだよね」
「ああ」
「イルビート国は今一番勢力を持っているといってもおかしくない、、リエラ嬢のオッドアイにそこまで危険視する必要はあるのかな?」
「なら、イルビート国自体がリエラを危険視しているわけではなく裏で糸を引いているやつがいるっていうのは?」
「それだと思う」
「じゃあもし、エラント国にそいつがいたらどうするんだよ」
「リエラ嬢だよ。処刑なんてできるわけがない、、だったらこのままエラント国に戻ってかくまったほうがよくないか?」
バーデンは前にリエラと喧嘩した時のことをしみじみ思い出した。
1ヶ月の間、リエラに一切口を聞いてもらえず、エレバントにさすがにことごとく怒られた。
まあ、未成年とはいえ子供すぎる喧嘩をしたのだ。
まあ、確かに捕まることはあり得なさそうだ、、
「そうだな、、学園か、、もしかしたら学園に何かあるんじゃねーか?」
「ああ、そうだね」
ー知ってたなら早く言えよ
朝になりバーデンとラシエルは3時間リエラの部屋の前で待っている。
「遅くない?」
「リエラは早く起きられないんだぜ」
「なんで、自慢げにいうの?」
バーデンは嬉しそうにラシエルを見る。
「まあ、とりあえず起こさないと」
ラシエルはリエラの部屋に向かって大声で叫ぶ。
「リエラ嬢早く起きて、先に行くよ」
「リエラ朝ごはん冷めるぞ」
「なにその馬鹿げた質問意味あんの?」
ついラシエルは本音を漏らした。
「いつもこれで起きてんだが」
「起きるんだ、、」
ラシエルは呆れた表情をした。
「これおかしいだろ、、大雨でも降るのか?」
バーデンは真面目にそういう。
「いや、おかしくないし、、バカかよ」
「ちょっと、宿屋の人に聞いて鍵もらってくる」
バーデンがそういうとラシエルはすぐに頷いた。
バーデンが鍵を持ってきて扉を開けた。
中は窓が開いていてリエラがいない状態だった。
「マジかよ、、」
バーデンとラシエルは立ち尽くした。
リエラの行方はー、、?




