35.アトラス国編 〜失踪ですかお姫様!?〜
ーリエラが失踪し4時間後
「船酔いが嫌で逃げたな、、」
バーデンは頭を抱えて真面目にそういった。
「いや、ふざけてないでリエラ嬢を探さないと」
「ふざけてなんかねーよ、、リエラならあり得るだろ」
「はあ、?ここに魔力の跡がある」
ラシエルは窓際にあった魔力の痕跡に目をつけた。
「マジかよ」
バーデンもラシエルと痕跡を覗き込んだ。
「もし、リエラ嬢が逃げたとして魔力の痕跡を残していくと思う?」
「かまって欲しいってことか?、、」
「あ?バカなんじゃねーの?」
ーバーデン、リエラ嬢のことになるとバカになりすぎじゃ、、、
ラシエルも口調がいつも通りではなくなっている、、
「お前キャラ違くね」
「マジでお前ほんと無理」
「まあまあ仲良くいこーぜ」
バーデンはラシエルに向かって笑った。
「とりあえず何かしらあってリエラ嬢はさらわれた」
「そうだな」
「リエラ嬢が簡単にさらわれるとは思えないし、禁断とされる魔力封じを使ってるってことで間違いないとおもう」
「魔力封じかやっかいだな」
ラシエルは何かを数分考え頭を上げた。
「リエラ嬢が危険かもしれない」
ラシエルは落ち着いた口調でいう。
「、、、?」
バーデンは大きく目を見開いた。
「そのままイルビート国に連れ去ることが目的かな。今、イルビート国ではリエラ嬢に賞金がかかってる」
「それにしたってどこから情報が漏れたんだ?」
「ここから早くでたほうがいい」
「どうしてだよ」
「この宿の周りにイルビート国の兵がいるからね」
「マジか」
「きっと漏らしたのはこの宿の主人がだろうね」
「窓からでるか」
「いや、移動魔法の方がいい、、使える?」
「ああ、どこに飛べばいい」
「どのぐらい飛べる?」
「全然飛べる」
バーデンは自信満々にそういった。
「アトラス国の航海側でも?」
バーデンは嫌そうな顔をしたがすぐにニヤッと笑った。
「なめるなよ?」
ラシエルもニヤッと笑った。
バーデンは移動魔法を2人分一気に魔力を使った。
船と人が多く飛び交う中バーデンは今にも倒れそうになっていた。
「大丈夫?」
「マジ無理、、こんな一気に魔力使ったの初めてかも」
「悪いんだけどリエラ嬢を探すからいくよ」
「スパルタかよ、、」
バーデンはそういったものの文句は言わずにゆっくりとラシエルのあとをついていく。
「リエラはどこにいるとお前は思ってる?お前のことだからだいたい予想ついてるんだろ?」
「悪いけどだいぶ歩くことになりそうだ。この海辺の反対ぐらいだと思うよ。なかなか人が行かない港だからね。俺一人で行ってもいいけど?」
「いや?無理だったらお前が休んでてもいいんだぞ?」
「いや、いくね」
ー2人が向かう先にリエラはいるのか!?
こんにちはウタカタヒトリです。
ラシエルは小さい時だいぶ口が悪かったのですがいい家庭教師のおかげでやっと今の口調になりました笑
読んでいただきありがとうございます。




