33.アトラス国編 〜堂々勝負です!〜
ーもう!この前のエンディングなによー!
リエラは困り果てていた。
「ねえ、これどうやって寝る?」
リエラとバーデンは部屋にある1つのベッドを見て困り果てた。
「そうだよな、、」
「もう一個部屋を借りるってのも今からじゃ満室で無理だしね」
「そうだよなー。いいよ、俺が勝手に来たから悪いし外の屋根で寝るよ」
「だったら私外で寝ます〜」
「おい、それはダメだろ」
「あ!、、ちょっとまってめっちゃいい人がいた」
リエラは突然椅子から立った。
「、、?」
「ちょっと待ってて聞いてくるから」
「は?」
リエラはラシエルの部屋に向かった。
ラシエルの部屋にノックをするとすぐに出てきた。
「どうしたの?リエラ」
「あの、バーデンがきて」
「最高峰の?ほんと?」
「はい、それで寝るところがないのでえぇっと、バーデンそっちでもいいですか?」
「断ってもいい?」
ラシエルはあからさまに嫌そうな顔をした。
「いやいやいやちょっと待ってください!?断ったら私とバーデン同じ部屋で寝ますよ」
「、、、、、、分かったよ、、それにほとんど脅迫だからね」
ラシエルにしては珍しく恥ずかしさと困った表情になった。
「ありがとうございます!」
リエラは部屋に戻った。
「殿下の部屋でオッケーでたよ!」
「あ?無理無理まじ屋根で寝る」
「お願い!そんなわけにいかないし、そうするんだったら私も屋根で寝ますよー」
「、、〜ッッ!」
〜数分後〜
「どうしてこうなった?(んだよ)」
ラシエルとバーデンの声が重なった。
リエラが戻ってから数分数十分しばらく沈黙が続いた。
「これ布団だよ。借りてきた」
そういってラシエルはバーデンに布団を渡した。
「ありがとうございます」
「リエラ嬢のこといつから知ってるの?」
「なんの話だよ」
「いや、リエラ嬢の従兄弟と会ってね」
「、、、」
ーリエラのことか、、施設からしか知ねーな、、
〜数十年前〜
白くて首までの長さがあり艶がある髪にオッドアイ。
初めて見た時から目を奪われた。
初めは魔法使いの最高峰の人が来ましたよと紹介された。
でも、そんなふうには見えないほど初めて会った時はひどくやつれて泥まみれだった。
施設で過ごしていくうちにどんどん綺麗になっていった。
憧れしかなかった。今までずっと暗闇を歩いてきた自分と最年少の最高峰でオッドアイで全てに憧れていた。
でも、現実は甘くなくてそうはいかなかった。
彼女は想像以上に一人で抱え込んでいたのだと思う。
施設でもずっと孤立していて部屋の隅にいる。
俺はどう声を掛ければいいのか知らなかった。
というのは嘘になる、、自分の言葉がどれだけの重みを持っているからこそ軽々しく声をかけられなかった、、
「それで?」
「、、、」
リエラの壮絶な過去とはー、、!?




