21.アトラス国編 〜リエラ誰かさんの陰謀に巻き込まれます!〜
リエラは1人、心の中で笑っていた。
ーふーん、やってくれるな〜
「はい、ではしばらく休ませていただきますね。」
「じゃあ、なんで俺にまでそれを伝えたんだよ」
「いや、それは君が考えればいいよ。」
「あ?」
リエラとバーデンはそのまま最高峰を後にした。
「リエラどうすんだよ」
「まあ、ひとまず旅行でもしようかな〜。バーデンごめんね」
「旅行ってお前どこに行くんだよ」
「それは、やっぱりシークレット!」
「まあ、なんでも助けるからよ」
「ありがと、バーデン、、まあ、最高峰の私でも死刑になったらひとたまりもない」
「そりゃそうだろ」
「しばらく会えなさそうだからまあ任務の方私のもお願い」
「あー!?まじかよ。いいけど」
「何か言いたそうな顔してますね」
リエラはニヤッとバーデンを見て笑った。
「なんでもねー」
「そう?」
リエラとバーデンはバーデンの家の前で別れた。
「よーし!エラント国からしばらくお別れ!荷物まとめてはいしゅ発ー!」
リエラはそそくさと準備をして旅行者の服を身にまとった。
髪を珍しくアップにしばっている。
リエラは逃げる国の先としてリエラの出身地のアトラス国を選んだ。
「アトラス国あれから初めて行くんだっけ、、」
リエラはサングラスをしてたくさん人のいる船に乗り込んだ。
リエラが船に乗って何時間かがたちアトラス国についた。
リエラは周りの景色を見渡した。
「なんか、全然違うな、、私の知ってる国じゃないみたい、、」
リエラは最初に行く場所はもう決めていた。
争いの前、アトラス国の中心だった場所、、
リエラが生まれた土地だ。
リエラは馬車に揺れながらうたた寝をしていた。
ーピピピー
鳥の鳴き声が聞こえてリエラは飛び起きた。
「何!?」
そこにいたのはエレバントの使いの小鳥だった。
くちばしの先には手紙がくわえられている。
「あはは、ギーダラス長こんなところまで手紙も送れるんだー」
リエラはゆっくりと小鳥から手紙をとり開けた。
ー今日、誰かの思惑で君は有罪となった。
今この国では指名手配として取り扱われている。
もう、君に手紙を送ることも危険なのでこの手紙を最後にする。
無事を祈るよ。
「そっかー、、もうエラント国には行けないんだね、、アトラス国から追放されて今ではエラント国からも追放、、ってなんで、私こんな人生送ってんだろ、、運悪すぎだろー」
リエラは弱弱しい声でそういいじっと縮こまった。
しばらく馬車に揺れていると商人の人が声をかけた。
「おい、嬢ちゃんそろそろ着くぞ」
「あ、ありがとうございます、、」
「嬢ちゃんそういえばなかなか見ない顔だな、、」
「そうですね、、」
「そういや、今から行くところって前はアトラス国の中心だったらしいな、、けど、争いがあってっからは変わったんだってな」
「あの、その事について知ってるんですか」
「突然聞いてくるな、、まあ、何年か前のことだからあまり知ってる人はいないんだ。その時の争いで民がほとんどやられちゃって生き残った人も少ねーからな」
「あの、その事について知っている人って知りませんか」
「って言ってもなー。あ、そういえば今から行く場所に住んでるじいさんが知ってるかもしれねー。案内してやるよ」
「ありがとうございます」
ーずっと、過去から逃げてきたんだ。
そろそろケジメをつけなきゃだわ!




