2.魔法実技試験〜1
この学校でいちばん大きな行事、魔法実技をとう期末テストだ。
しかし、リエラにとって最大の行事であった。
リエラはできるだけ正体をバレないように他の生徒からも避けて生活しているが、この国で最高峰の魔法使いがどうやって他の生徒と対等にやり合いながら一位をとならければいけないのか。
リエラはひとりベッドに突っ伏せ泣いていた。
「無理、絶対むり、、」
ーあのくそ師匠め、めんどくさいことだけ押し付けやがって、、
時は2年前に遡る ー
リエラの師匠けん同期のバーデン•エレッザだ。
世界に十数人しかいないリエラと同じ最高峰の一人だ。
最高峰の中で唯一、リエラと同じ20歳以下の魔法使いだ。
魔法使いの最高峰は一年に一回ある集会によばれ次の依頼を受ける。
ーイザンナ学園に潜入をし、第一王子の反乱を企てる者を 追放しろ
という内容だった。
よりによってその日、彼女は周りが会議をしている中寝ていた。
彼女が爆睡している間にいろいろなことが決まり、一番潜入するに値する年齢でかつこの最高峰の魔法使いの中のトップ3の中に入っている彼女になった。
リエラが起きると全てが決まっており、バーデンは爆笑をしながらリエラに報告した。
お前が寝ている間にすべてが決まったぞと、、
リエラは何で起こしてくれなかったのと半分切れ気味でバーデンに聞くと
ーえ?だってリエラが潜入したら何か絶対面白いことしでかすじゃん?
てかっ、なんでお前こういう時に寝てるんだよ
それが普通の反応だ。
それにしても、こんなにも重要な任務をー何かしてくるじゃん程度で任せていいのか、、
バーデンも大概ヤバいやつだ。
魔法使い、しかも最高峰の魔法使いの国からの会合で寝ていた。
リエラは何とも言えない表情になった。
国からの依頼の紙に書いてある内容を見ると今のところ第二王子のラシエル、副校長のバイナエット教授に疑いがかけられているらしい。
だが、それだけでは証拠が不十分なので証拠集めをしてきてほしいとのことだった。
二人に近づくにはできるだけ上に上がらなければいけない
そのはずなのに、、
違う意味で第二王子には近づくことができた。
けれど、悪い意味でである。
だからこそ、今回の実技テストで身分をバレないようにして一位の成績を誇らなければいけない。
そして、実技テストは明日にまで近づいていた。




