1.エレ•ティアル
街が静まり返った中一人の少女が魔法学園の寮、”エレ•ティアル”の部屋で魔法の研究をしていた。
真っ暗な髪をハーフアップにし黄金の瞳は手の中の白い光を捉えている。
「よし、できた」
嬉しそうにしながら、彼女はそれを杖の形に変えて、天井にめがけて光を放った。
ーガンッ、、!!
天井を白い光が突き抜けて穴からは明るい空が見えた。
「どうしよう、、、」
—まさか、天井を突き破るなんて、、
ーもっと研究してからじゃないといけなかった、?
それよりどうしよう、確実に怒られる、、
だが、そこで彼女は考えた。
証拠隠滅すればバレないのではないかと彼女は証拠隠滅することにしたらしい。
彼女自身は少し間違った考えに気づいていない。
研究は外でやれというのに、、
ーこれからまさかの事態が起こることになるとは彼女は
まだ知らないのだから。
彼女の名前はリエラ•セレスティアルだ。
この魔法学園に潜入している”永久の魔法使い”。
確かにそのはずなのにリエラはことごとく生徒会室に呼び出しをくらった。
「おい、お前これで何回目だよ」
リエラをことごとく怒っているのはヴィスター•クロディアン、この国の東の貴族だ。
赤毛の短髪を揺らしながらオレンジ色の細い瞳はリエラに向けられていた。
「えっと、四回目です。ほんとうにすみません!」
リエラは床で正座をしてヴィスターにあやまっている。
「今回は怪我人が出なかったからいいけどな、あれ殺人級だぞ」
ヴィスターは必死にあやまっているリエラを呆れた表情で見ているを
その中、生徒会会室に入ってくるものがいた。
ーガチャ
生徒会に入ってきたのは生徒会長の第二王子、エルシード•ラシエル。
金色の短髪ユラっと揺らしながらも水色の瞳はすぐにリエラに向かった。
. . . . . .
今のところはこの国で一番の支持を集めている王子だ。
「殿下、ティアル殿がまた、」
「また、君か」
微笑みながら面白おかしそうににリエラに話しかけた。
もちろん、それでも床に正座をしている体勢のままだ。
「今度はまた何を?」
リエラはなんて答えればいいのか焦りながらも
「天井に穴を開けました!!」
リエラは真っ赤な顔をしながら土下座をしている。
「今回もすごいことをしたね」
「いえ、殿下ティアル殿は寮の天井に穴を開けただけではなく夜中から昼間の明るさに変え、かつ証拠隠滅をしようと紙を天井に貼っていました。しかも、今週の課題の紙を貼っていたのです」
ラシエルはその惨状が目に浮かび笑いを堪えたのを諦め涙をこすりながら上品に笑った。
リエラはラシエルが笑っている姿を見てこの教室に誰もいなくてよかったとあんどのため息をついた。
殿下は笑顔は周りの女子が一斉に釘付けになるぐらいなのだ。
ヴィスターもため息をつきながらラシエルのことを見たいる。
ヴィスターからしたら異様な光景だった。
顔を真っ赤にしながら土下座をしている少女と笑いを堪えながらを涙をこすっている王子。
このときヴィスターはこのことは誰にも話さないようにしようと心に誓った。
初めましてウタカタヒトリです。
小説を書くのが初めてなので文章になっているのか不安ですが、読んでいただきありがとうございます。




