10.隠した想い
リエラはラシエルのの方に向かった。
ラシエルはリエラに気づき優しく微笑んだ。
「エレ嬢綺麗だね」
「ありがとうございますわ。」
ラシエルが入ってきたのと同時に音楽が鳴り始めた。
「一曲踊りませんか」
「はい、喜んで」
ーやばい、やばい、足踏んだらどーしよー
ラシエルが踊ることがわかり周りがざわつき初め真ん中が一気に空いた。
ーうそーでーしょー!?なんで!真ん中〜
そりゃまあ、殿下だからか、、
もとわといえば私が悪いし、、
ラシエルに手を掴まれて会場の真ん中にいきながらリエラの真っ白な髪がなびきリエラは突然窓の方を振り向いた。
「ッ!ぶねー、、バレそうだった!」
リエラが窓の方を見た時に急いで隠れた。
悔しそうな目でずっとリエラとラシエルの様子を覗き見しているものがいた。
バーデンだ。
リエラがエレクに手を掴まれた時には窓に張りつき、ラシエルに手を引かれた時には失神しかけた、、
ーくそ〜、、なんでだよ〜
俺だって、、、ほんとは、、リエラの近くにいたかった、、
ダンスパーティーこういうことになるってわかってたのにリエラが心配でバーデンは隠れてついてきてしまった。
ーでも、気になるじゃん!!
どうしようもない奴である、、
ダースパーティーが始まり、リエラとラシエルは会場の真ん中に立つと周りの生徒はそれを避けるように回るくなった。
「どうして、あんな子が殿下と?」
「ほんとよ、、なんであんな子が?」
時々批判が聞こえるがリエラは微動だにしなかった。
なぜなら、それよりも殿下と踊ることがわかり緊張しているから、、
2人はお互い軽くお辞儀をした。
音楽が始まったがリエラは転ばなかった。
ーあれ?殿下魔力で私の足をコントロールしてくれてる、、
「あの、殿下」
ラシエルは優しく微笑んだ。
「周りには気づかないと思うよ。」
「ありがとうございます」
2人のダンスは華麗で美しく周りの生徒は一瞬で釘付けになった。
ダンスが終わりリエラとラシエルは飲み物を取りに行った。
「あの、さっきありがとうございます」
「いいよ、それよりもー」
リエラの耳元で「魔法使いの最高峰だけどダンスは無理なんだね」
ーもう!ほんとにこういうところがあるからバーデンと同じ部類なのよ!
リエラはプイッと殿下から目を逸らした。
「そうですよ!私は最高峰ですが、ダンスはできませんよ!」
ラシエルは驚いた顔を一瞬して上品に笑った。
ラシエルは小さい声で
「最高峰って言っちゃってるよ」
「あ〜!もう〜!」
「周りは聞いてないから大丈夫だよ。それより、少し話がしたいからバルコニーにでて話そう」
「周りに聞かれない方がいい話ですか」
「そうだね、、」
ーなんの話?
ってか!やばいじゃん!自分から正体バラしちゃったし〜!
こんにちはウタカタヒトリです。
今回はリエラとバーデンです。
リエラが窓の方を振り向いた時に
ーって!なんでバーデンいるの!?
バーデンがいることにリエラは気づいていました笑
読んでいただきありがとうございます。




