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治療

「なんでまぁこんな派手にやるのか」


戦闘したグラウンドは切れ目が入っていたり岩石が突き刺さっていたりとなんともまぁカオスな状態である。


さらに目を引くのは倒れている男女である。どこかの猟奇殺人事件でも起こったのかというありさまなのが右手以外の四肢を切り落とされた女である。もう一方は胸に大穴開けて倒れ伏している男だが、まぁこちらはある程度普通である。まぁ死にそうって時点で普通なわけがないが。


「さて、さっさと治療しますか」


この程度なら薬をかければ治るので問題はない。


まずは四肢切り落とされてる方からだ。こっちは憑依中だが生徒だし、こんなくだらない事で怪我をされたと知れたら俺がおそらくミンチになるだろう。


四肢を拾い集める作業にも慣れたくないが慣れたものは仕方がない。


「このまま死なせてくれ…今とても気分がいいんだ…」

「は?嫌だよ。俺怒られるじゃん」


村正がなんか感動的なセリフを吐いているがそんな事は心底どうでもいい。こっちは社会的にも生命的にも生死がかかっていると言っても過言ではないのだ。


断面を空気から作り出した聖水で綺麗に洗い、四肢をピッタリと合わせる。そしてそこらの土を変換し、回復超促進剤を作り出す。これは回復が非常に早くなる粉だ。エリクサーをぶっかけると回復力が強すぎて体に支障をきたす可能性が存在しているので、今回はこれを切断面にふりかけ、つなぎ合わせておく。


後は消耗した血をなんとかする為に造血剤と血液調整剤を同時に投与する。肌についているかすり傷は簡単なポーションを飲ませて回復を促進させる。


次は前田君だが、こっちは心臓の出血を魔力の壁で防いでいるため血液はそこまで抜け出していないが、大動脈が貫通されているのがまずい。肺に穴が開いているのもさらに不味い。


まぁこれはエリクサー事案なので空気中から低純度エリクサーを生成し、口に流し込む。すると流石エリクサーである。胸がどんどんと塞がっていく。素晴らしい回復力だ。


純度100のエリクサーなんて使う機会がほとんど無いのは水で割っても効果がかなりあるからと言う理由もある。まぁその前に使うほどの傷を負わないのが現状である。


「はぁ…助かりました。というかあの子は何者です?」

「聖剣に妖刀が憑依した奴」

「えっマジっすか」

「マジマジ」


その瞬間前田君の顔が一気に青ざめる。顔面に絵具を塗りたくったような感じに青くなったが、村正の状態を確認して安堵した。


「はぁ…よかった。まだ人殺しにはなりたくありませんからね」

「まぁ固有能力ユニークだしそんなに簡単には死なんがな」


固有能力ユニーク持ちの生存能力は異常である。明らかに生きて帰れないところからも普通に帰ってくるからな。

ついでに主人公と村正だと主人公が普通に相性がいいです。生成時に魔力は使いますが、物体に魔力は宿っていないので。前田君は攻撃のほぼ全ての攻撃に魔力入ってるので相性悪いです。

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