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「お~い魔王。富士の巨竜が目覚めたらしいぞ」

「マジ?」

「マジマジ」


なんかこの流れ前にもやった気がするが気のせいだろう。留学生との話し合いが終わってから家にさっさと帰って、魔王に適当に富士の巨竜が復活していたことを伝える。


「ヤバくね?俺、全盛期の全力でも問答無用で叩きつぶされる自信あるぞ」

「おい魔王、魔王しろよ」

「じゃあお前あの巨体目の前にしてみろよ。一瞬で消し炭になるから」

「したことあるぞ。死にかけたけど」

「よく死ななかったな。咆哮でミジンコになったかと思ったわ」

「ゴーレムって便利だよねっていう話」

「なるほど」


偵察にはゴーレムを使うのが一番手っ取り早い。カメラでも括り付けておけば敵の情報を大体把握できる。

まぁ俺が戦った相手はほとんどその情報は役に立たない訳ですがね。


「というか勇者は?」

「ラインで話あった結果、一度集会開くらしい。お前も来る?」

「一応行くわ。勇者とは個人的に一度話してみたかったからな」


それにしても富士の巨竜が目覚める、と言う事は危機でも迫っているのか?それじゃない限り目覚めなかったはずだし。


「アーサーとか増援来れないの?」

「アーサーとか基本的に自分の家から出てこないだろ。今あいつヒキニートだぞ」


魔王に残酷な真実を突き付けられる。基本的に悪即斬だし、今回も適当にパパパッとやって終わりにしてくれたらこちらとしたらありがたいんだが。


「というか基本的にアーサーは悪即斬だが、今回は富士の巨竜だし、基本的に悪してないから斬してくれないぞ」

「あ、そっかぁ(理解)」


富士の巨竜は基本的に自分の国を『守る』ために行動しているのだ。移動の際とか村とか町が犠牲になっているとかは必要経費という奴である。アーサーの判断する悪は、自分の為に行動する奴である。いわゆる自己中である。


「というかお前アーサーと会ったことあるの?」

「まぁあるぞ。危うく悪即斬されそうだったが。たしか3世代前だっけか。ダンジョンでゆったりとティータイムに勤しんでたらビームが飛んでくるんだもん。連射式とかふざけんなって話だ」

「ついでに威力は?」

「一発で見事に城の全10枚バリアぶち抜かれた挙句本体貫通したわ。計10発撃ったら帰って行った」

「よく生きてたなおい」

「そりゃダンジョンマスター権限で場所移動しまくってたからな」

「せっこ」

「いうなよ」


聖剣のエクスカリバーがゴミレベルに見えるレベルの威力らしい。連射速度ですら負けてるのは流石世界最強級と言ったところであろうか。俺もあった事あるが、スマホ買ってあげたら普通に協力してくれたしいいおっさんであった。

グダグダですねぇ!いつかこの伏線は回収します(フラグ)

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