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説明

『まぁその事は置いておきましょう。今回は留学についての説明です』


家に上がり、本題を改めて提示する。目の前には2人の女子と1人の男子が座っている。それぞれの特徴は赤目の金髪、2人目の女子は銀髪に蒼い眼、男子の方は茶髪のイケメンである。


『我が校への留学をお祝いいたします。短いですが前座はこの程度で、まずは基本的な説明に移りましょう』


理解しずらい日本語よりも慣れている英語の方が分かりやすく、話も進みやすいという事で英語で話を進める。


『本校では実践的、実技的な指導と共に知識、思考の強化を目的とし、あらゆる場面に対応し、対策出来る冒険者の育成をしています。本校の特徴として、教師、及び教官の立ち合いの元、実際のダンジョンでの指導があり、より実戦での危機察知能力の向上を図る迷宮探索の授業が行われている点が挙げられます』

『なるほどね。いかにも古典的だ』


ここで男子が挑発するように声を上げる。目上の相手の会話を遮ってはいけないって教えられなかったのかよ。まぁ適当に返しておこう。


『古典的、ということは効果が保証されているという事です。モンスターと校庭や訓練場で戦う、などの所謂お遊びでは感じられない実戦的な雰囲気を体感する、と言う事は、非常に大切な事である、という学校側の判断で行われています』

『ほう。教師、つまり生命の保証がされていては、そんな空気を感じられないのでは?』


ふむ。まぁ最もな事である。おそらくこいつ等はこの学校のスパルタ具合を甘く見ているのではないだろうか。日本は温厚、というイメージが強いから傷をおったらすぐに助けに入るとでも認識しているのか?


『生命の保証、というのがどの程度を指すのかは分かりませんが、本校の授業で教師が助太刀に入るのは生徒が気絶など、戦闘続行、及び逃走が不可能な場合のみです。腕が引きちぎれた、足が粉砕された程度では助太刀には入りません』


本当にそうだから困る。俺が通っていたころと全く変わっていない。助太刀に入る最低のラインは四肢が使い物にならなくなったである。


『まぁ心臓と脳と体の原型さえ残っていれば蘇生が可能です。1週間程度のリハビリが必要ですがね』

『……マジかよ』

『マジです。今まで一番ひどかったのは臓物ほとんど吐き出してましたね。下手なグロ画像よりグロテスクですよ』


こう考えるとうちの学校でかなりブラックだよなぁと思う。というか蘇生っつっても最上位エリクサーあたりを全身にぶっかけるだけだしなぁ。

過激な学校ですね(無責任)

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