五十嵐への警告
留学生が全然でない。明日には出るはず。
設定変更しました。マンション→家
「そういや先輩、留学生って挨拶とかしておかなくてもいいんですか?」
「いや、その子達住んでるの家なんだけどね」
「それがどうかしたんですか?」
「ロックが強すぎて入るのが面倒臭い」
相手から呼び出されないと面倒くさい手続きしないと入れない上、受理されるまで1日もかかるのだ。休日にでも向かおうと思うが、今すぐ入ろうと思う場所ではない。
「そういや白夢は?」
「家事を一から覚えさせてる状態です…」
「そうか。メシマズか」
「いえ、常識がまだ馴染んでないだけですね」
やっぱりか。常識を覚えさせるのは非常に苦労すると他の錬金術師達も言っていたからな。
「まぁそれならいいや。じゃあ俺ちょっと知り合いのところ行ってくる」
「えぇ…」
「仕事おわってるしいいだろ」
と言うわけで今月二回目となる早退?をして五十嵐君に会いに行く。今回は前の奴とは別の用事である。
一旦家に戻り、車庫から車を出し、五十嵐君の研究所に向かう。
街はずれの純白の壁に囲まれ、ドーム状の天井をした研究所が見えてくる。
門には五十嵐迷宮研究所と書かれており、中は野外実験用の広い庭があり、しかしあまり使っていないのか雑草だらけになっている。
「またですか。今日はなんですか?」
研究所の入り口から顔を出した緑髪の青年に見える20代後半の男、五十嵐である。
「いや、一応伝える事項が出来たからな」
「はぁ…」
玄関から応接間に通され、自分の家にはまずないであろう高級なソファに腰を掛ける。
「まず、冒険者学校に留学生が来ることになった」
「へぇ?またなんで。あそこって留学生は受け入れない体制じゃ?」
「上からの指示なんだと。公務員はつらいね」
「はぁ…で?それが何かココに来た事に関係が?」
「お前は、この国で結構優秀な部類な研究者だよな?」
「まぁ自惚れでなければそう認識してますが」
実際こいつは数々の発明をし、この国に貢献している。
有名なのは素材特性向上理論である。簡単に言うと、素材の保存方法により、素材の特性が向上するという理論であり、前までは一括で倉庫に放り込んでいた素材が専用の倉庫が建てられるようになった。
「最悪、お前の研究を盗られる可能性がある」
「えぇ…そりゃちょっと困りますねぇ」
「だろ?だから一応対策をしておけ。研究所のドアに超風圧でもおいておけ。お前のだと多分壁に叩きつけられるから」
超風圧とは文字通り一点に風圧が集まり、壁のようなものを形成する魔法だ。風魔法の中でも使い安いものの一種である。火炎、矢などを全てこれ一つで防げるのだ。便利である。
CoCのルルブはある。サプリもある。ただしメンツが集まらない。




