電子化(ダイブ)
書ける程度には回復しました(´・ω・`)
次の日の放課後、職員室に堀川君はやってきた。
「おう、来たか。それじゃあまずは地下行くぞ」
「地下って……なんかあるんですか?」
職員室の隣の部屋にある下へ続く隠し扉を開ける。
「ここだ」
そう言うのが早いか俺は隠し扉の中に飛び降りる。階段や梯子なんてものはない。下にクッション用の風の魔法陣が書かれている程度だ。
約5mほど落下して、突如フワッとした感覚に襲われる。クッションである。
眼前にはコンピュータがどっしりと構えている。俺が制作した「超多重処理型スーパーコンピュータ参式」である。錬金術で大量の高スペックPCを制作、それら全てを接続し、超多重処理が可能なコンピュータである。
電源を入れて、パスワードを入力し、指紋入力をクリアし、パソコンを起動する。
「うわぁ……見事にコンピュータだけですね」
「まぁそうだな。とりあえずは実践訓練あるのみだな。電子化から始めるぞ」
「ダイブ……ですか?」
電子化すら知らんのか。真面目にこいつ素人だな。
目のあたりを抑えて、やれやれ、というように説明を始める。
「電脳世界に入る事を電子化というんだが、まぁやってみた方が速い。とりあえず画面を見つめろ」
「は…はい」
堀川君は言われた通りに画面を見つめる。
「まずは画面と同化していくような感じだな。画面の中に吸い込まれるような感覚だ」
「よく分からないんですけど」
まぁ最初はよく分からないよなぁ……俺も最初はそうだったからな。
「思考を全てコンピュータに預けるような感じだな。それでもダメなら画面に触れてその中に入るような感覚だ。一度掴めば後は簡単だ」
堀川君が画面に触れると、一気に取り込まれそうになる。
全力で踏ん張って耐えてはいるが、文系のひ弱そうな肉体でいつまで耐えれるのか……
「ちょ!先生!?助けて!」
「そのまま画面に取り込まれろ。大丈夫だ。怖いのは一瞬だしな」
堀川君の背中をドン!と押し、堀川君の足を掴んで俺も一緒に突入する。
「うわぁぁぁぁぁ……」
崖から落ちていくように声は小さくなっていき、その部屋には誰もいなくなった。
「よし、ついたな!」
白い場所だった。空は星のように輝いており、横にも大量の光がともっている。
「ここ何処ですか!?」
「電脳世界だ。ここはアレだ。スタート地点的なアレ」
天に輝くものは全て情報で、横の光も情報体である。電脳世界の中心、と言ったところであろうか?ここにはなんの情報もなく、ただひたすら情報が輝いているだけだ。
そこに白衣の男と眼鏡をかけた、いかにもなガリ勉の男子生徒がその中心に直立している。
「で、まぁまずは基本からだ」
「ちょ、整理させてください」
ふむ。まぁ急ぐものでもないしな。少し待ってやるか。
総合評価1000突破って嬉しすぎてモチベーションが天元突破しそうですけど体がついていかない……




