自宅地下
「じゃあ俺はこの辺で帰るわ」
「ああ、ハイ。分かりました。それではー。お金の方は後で振り込んでおきますので」
研究所の地下からエレベーターを使って1階へ向かい、玄関から外に出る。
「そろそろ貯金崩してなんかするかねぇ」
貯金がたまり過ぎて特にすることもなく膨れ上がっているのが現状だ。一生遊んで暮らせるだけの金はあるが、それだと他のメンバー達になんか申し訳が立たない気がする。
「店かなんか開くのは面倒だしなぁ……あ、そうだ。魔王(息子)の店にでも投資するかな?無駄に金積み上げてるよりはいいだろ」
金はあるところがないところに流すのが基本であり、無いところからまわりまわってさらに大きな金となって流れてくるのだ。それが経済というものである。
「でもいきなり億単位渡すのもなんだし2000万程度でいいか」
その事は後で考えるとして、この後はどうしようか。学校に戻ってもいいが、それだとなんか居心地が悪いし、そもそもやることがない。今月の納品分は終わっているしなぁ。
「家で久しぶりになんかを作るか」
家の工房は最近全然使っていなかったし、掃除も含めて何かを作ろうと思い立った土田は、家に帰り、居間のテレビの後ろにある隠し扉の中に入る。
何故こんな面倒な場所に作ったのか?というと男のロマンというものである。隠し扉とかなんか忍者屋敷っぽくていいよね、という非常に単純な動機であったが、今考えると馬鹿な事をしたなぁ、と感じている土田であった。
久々の自宅の工房は薄汚れていた。埃がそこら中にあり、一度本格的に掃除をしないと使い物にならないものが結構な数ありそうだった。
「こういう時風魔法使えるって便利だよな」
部屋の中の埃が急に一点に集まりだした。
やっていることは簡単だ。空気の収集、そして圧縮である。俺がたぶん一番よく使った風魔法である。
土魔法で閉じ込め、これで空気を収集し、外部に吸い出す、すると中の空気がどんどんと薄くなっていくため、いずれ窒息して死ぬ。他にも錬金術で中に毒ガスを送り込んでドロドロに溶かすとかもやっていた。
こう考えると俺ってかなりセコい戦い方してるなぁ……
「埃はこれで全部かな?」
とった埃をゴミ袋の中に押し込み、その上に蓋をする。そして魔法を解除する。
何故こんな手順を踏まなければならないのかというと、蓋をしないと、圧縮していた空気と一緒に埃が空気中に飛び散るのだ。それでも掃除機よりも綺麗に掃除できるため、俺はこっちの方法を使っている。
最近ネタが思いつかなくて困る(´・ω・`)
カードゲームでもゴミみたいなドローが多すぎる(´・ω・`)
ちくしょおおおおおお!!!




