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回復魔法とポーションと病院

回復魔法とポーションあれば病院いらないんじゃね?

いえ、そんなことはありません。

保健室まで背負って移動する。


今回『教育』を受けていたのはA組の男子生徒だった。


「お前A組なのになんで『教育』受けてたんだよ……普通に生活してりゃ問題ないはずだぞ?」


まだ男子生徒はガクガクと震えている。まぁ腕砕かれて頭の皮膚破けてるしなぁ……まだましか。俺は四肢粉砕されたもんなぁ。今は笑い話だがあの時は本当に怖かった。


「いえ……ちょっと女子更衣室にカメラ仕掛けてまして……」


男子高校生だなぁ……魔法使ったら自動検知されるから可能性が微量でもある現物を置いたか。まぁばれないはずがないんだけどなぁ……。視線にめっちゃ敏感だもん。あの人。


敵意あるなら3㎞先からでも察知できるからな。


「馬鹿だなぁ……。まぁ若いうちはそんな感じでいいんだよ。やりたいことをやっておかないとおっさんになって後悔するぞ?」

「ハハッ。そうですかね?」

「そうだよ。大人になったらもう最後。はっちゃけられるのなんてネットの中か家の中だ。命短し恋せよ乙女とは言うが、男にもそれは当てはまる。仕事で出会いなんて滅多にないぞ」


保健室につき、ベッドに寝かせる。


「えっと外傷だからこれでいいか」


64という番号が張られたポーションの中身を布にしみ込ませて、それを頭に当てる。


「これを頭に当てておけ。左手は動くだろ」

「はい。というか先生って治療とか出来たんですか?」

「錬金術師はポーションのプロだぞ。基本的な怪我は大抵治せる」

「へぇ」


次は右腕の複雑骨折というか粉砕された右腕だ。

こっちは192番のポーションを使う。効果は体の内部に効くポーションだ。さらに今回は214番の骨の位置を直すポーションと併用する。


「ほれ、手出せ。注射するから」

「注射ですか。珍しいですねぇ」

「そうか?」


右腕の血管に刺し、中にポーションを注入する。


「これで1時間も待てば元に戻るだろ。回復魔法とかだと骨が変にくっつくから下手にかけない方がいい」


回復魔法には治せる怪我と治せない怪我がある。治せるのはかすり傷などの外傷や簡単な骨折や捻挫だ。


複雑骨折などになると、変な形で骨がくっつくため、後遺症が残る可能性がある。プロの冒険者がヒーラーがいるのに他にポーションを持っているのはこれが理由だ。


しかしポーションでも治せないものはある。腹を貫通した時などだ。ほとんど助かる見込みがないが、病院はその時の為にある。

治療の仕事はほとんどないが、病気の診断など、人々が生きていく上で必須の衛生を守ってくれている。


治療をするだけではなく、人々の安全な生活を守ってこその病院なのだ。


感想ありがとうございます!ブクマもどんどん増えますね。モチベーションがうなぎ登りどころかロケット発射レベルです!

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