逮捕?
50歳過ぎの男性が危ないところから出てきたら警察署で説教されますよね。
ご機嫌気分で外に出る。
すると、目の前になんか『危険!入るな!』という看板が立っていた。
俺が入るときにはこんなもの立ってなかったはずなんだがなぁ?どういう事だ?
「おい!君!何してるんだ!」
「えっ」
警官が警備していた。看板の横に立っていたので、すぐに見つかったようだ。
で、その場で取り押さえられる。どういう事だ?まるで意味が分からんぞ!
~10分後~
何故か俺は警察署にいた。
「あの~……なんで俺って警察署にいるんですかね?特に違反とかしてないはずなんですけど」
取り調べ室の中で俺はそんな事を質問する。
「あのねぇ。君、いくら腕に自信があるからってもういい歳なんだから危険な場所に飛び込む何てことはやめた方がいいぞ」
取り調べの人に説教をされている最中である。
「もう50歳かそのあたりでしょ?それなのに危険予報が出されてるダンジョンに入るなんて命を捨てるつもりかい?」
あー……今日の予報見てなかった。まさか今日に限ってコール出されてるとは。
危険予報とは、ダンジョン内の魔力が安定していない場合に発令される警報である。安定していないと、異常が生じ、通常よりも魔物が強くなったりと不安定要素が非常に多くなるため、基本的にそのダンジョンに入らない。ただしそこで倒したモンスターの素材は通常より高価で取引されるものが多いので、コールがあるダンジョンにしか潜らないという物好きな奴もいる。
「あー、大丈夫ですよ。これでも冒険者学校の教員してますし」
「教員!?また物好きな……まぁそれなら問題なかったでしょう。とりあえず誰か呼びます?」
「あ~結構です。それほど家が遠い訳でもないので」
「そうかい。じゃああんまり危ない事はもうしないようなにな~」
「お気遣いありがとうございます~」
いい人だったなぁ……40代後半って言ったところだったかな。あの人みたいな警察官が増えてくれればいいんだけどねぇ。
最近の警察官は冒険者から転職した血気盛んな人が多いからねぇ。もうちょっと穏やかな人が増えてほしいなぁ。
「にしても家まで40分ってところか。さっさと帰ろ」
今の時間から家に帰ったらもう暗くなっているだろう。さっさと晩飯を食ってテレビでも見て寝よう。そうしよう。
「想定外進化形は明日換金か。とりあえず連絡だけは入れておこう」
換金する場所に連絡を入れておく。大物の場合は連絡を入れておかないと金を貰えない可能性があるのだ。
なんと!この作品が日間ローファンタジーランキング20位にランクインしてました!
嬉しくて1日に2話投稿しました。これからもよろしくお願いします




