表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/90

前田君

火球砲ファイアーキャノン7!」


前田君は魔法使い、適正は火が高い。系統は高速詠唱系イグニッションスペル

高速で高火力の火属性魔法を叩き込み、嵌め殺す戦法が基本である。


その中でも得意な魔法は、高速で爆破火球を発射する火球砲ファイアーキャノンである。


まるで弾丸のごときスピードの頭ほどもある火の砲弾が7発放たれる。


7発の着弾は俺の周囲である。まずは足場から奪うつもりか。


「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!」


現在の俺の装備は、妖精王の羽衣コート・オベロンである。色が黒なのは俺が夜の戦闘が得意で、相手へ不意打ちを仕掛ける時に分かりづらくするためだ。元の色は緑。


効果は、基本4属性の魔法を吸収し、その魔力をため込む事が出来るのだ。便利なアーティファクトである。


正面から突っ込む。基本属性の火である火球砲ファイアーキャノンを恐れる理由はないのだ。魔法使いは近距離戦は不得意である。近づければこっちのものである。


無限錬成インフィニティ白金の偶像プラチナゴーレム!」


無限錬成とは、自動で指定した奴を錬成し続けるのだ。俺の開発した錬金術の一つである。問題は、性能が2割くらい削減されることか。生成速度はプラチナゴーレムの場合、1秒に5体程度である。


周囲10m以内に、5mはあろうかというプラチナの甲冑が現れる。プラチナゴーレムである。10体もそろえればドラゴン程度なら叩き潰せる。


老魔法使いの杖エンシェント・マーリンステッキ


これは魔力さえ込めればどんな魔法だろうと発動するというふざけた杖である。だが、威力にブーストなどは武器分しかかからないので、本業からするとあんまり強くはない装備である。


時空加速タイムアクセラレータ進度スピード10!」


俺の魔力総量の10パーセントを注ぎ込み、魔法を唱える。


時空加速。文字通り時間を加速させる魔法だ。だが使う魔法使いは少ない。覚える事には覚えるのだが、体がいつもと違う感覚となり非常に動きずらくなるのだ。しかも魔力だけは一丁前に食うものだから基本的に使わない。


だが、俺はこの効果は有効活用できる。錬成速度を超高速化するのだ。半径10m以内だがな。いつも錬成の時とかに使っているから俺はこの空間に慣れている。


1秒間に50体のプラチナゴーレムが生成されていく。


「え、ちょ、対処しきれな……」

「踏みつぶせ!押しつぶせ!叩き潰せ!戦いは数だぜ前田ァ!」


ゴーレムは前進する。走り出す。その姿はまるで宿敵と対峙したプロレス選手か、ゴールに猛進するラグビー選手が5mに巨大化したのかのごとき威圧感を放つ。


前田君は空を飛んでいる。だが、そんなことは大した障害にはならない。


重力拘束グラビティバインド


前田君にかかる重力が一気に増加し、落下する。


「磨り潰せぇ!」


前田君は広範囲を一気に薙ぎ払おうとしたようだが、その前に重力の網に囚われ詠唱は途中でストップする。おそらく大地隆起アースパニッシュのAct10あたりか。


ゴーレムは前進する。前田君に向かって。


身体強化マーシャルアーツActEX」


前田君の四肢に光が宿る。


ズドン!


ゴーレムが倒れる。


パンチ。圧倒的な強化をした身体能力をフルに活用しての右ストレート。プロの戦士でも見えるかどうかすら危ういレベルのパンチだ。


「さぁ……かかってくるがいい」


あふれ出るラスボス感。純白のローブを纏ってなきゃ悪役だと勘違いしちまうぜ!

すらすら読めるお手軽な小説を目指しています(今更)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ