粛清開始
(テンションが)最高にハイって奴だ!
で、この後授業も無いので事務仕事をしていたら6時限目がいつの間にか終わっていた。この学校は6時限目が終了すると、放課後、自由時間となる。
自由時間は何してもいい。ダンジョンに潜ろうが青春を満喫しようが問題ない。
そんな時、教師二人は体育館(特別指定戦闘室)にて対峙していた。
「先輩……もうやめましょうよ」
「――今更いったってもう遅いさ」
「だって――こんな事、悲しすぎるじゃないですか」
若い教師がそう言うが、中年の教師は意に介さず、飄々とした態度で返事を返す。
「ほう……それがどうした?」
「先輩!」
「俺たちはな……もう分かり合えないところまで来ちまったんだよ」
中年の教師が息を吸い込む。その手には本と杖を握りしめ、その体には漆黒のローブを纏う。
若い教師は息をのむ。その手は杖を握った。その体は純白のローブに包まれている。
「てめぇよくも仕事押し付けやがったなクソがぁぁぁ!」
「八つ当たりじゃないですかぁぁぁぁ!?」
クソ!シリアスが死んだ!誰か!誰かメディックを!
「てめぇの性でなぁ!俺は死にかけたんだぞ!?その時お前は学校の女子生徒とイチャラヴだと!?ふざけるな!そんな事世界が認めても俺は絶対に認めねぇ!」
「このド畜生が!!完全に八つ当たりどころか言いがかりじゃねぇか!」
これが50歳の教師と20とちょっとの教師との争いである。中学生じゃないか
「なぁ……冬の後に何が来るか分かるか?」
「そりゃあ春ですよ!」
「てめぇに春はこねぇ……何故ならこの俺が!てめぇの!春を殺すからだ……」
「意味わかんないっすよ!?」
互いの意見主張?が終わったようだ。二人は一気に距離をとる。
純白のローブを着た魔法使いは空へ飛翔し、漆黒のローブを着た錬金術師は地を駆ける。
「READY?」
漆黒のローブがそう呟くと呼応するように純白のローブは叫ぶ。
「GO!」
戦闘――開始
ふざけ過ぎたような気がする。次回から戦闘。OK?




