解説(魔法)
B組の教室は2階の階段を上がり、左に曲がったところにある。
職員室は3階を上がってすぐのところにある。
B組の教室の扉を開け、中に入る。
扉を開けた瞬間、ビクッと生徒全員が震える。
「元素を担当する、土田だ。これからよろしく」
「よ、よろしくお願いします」
なんかビビっている。あぁ……流石にビビるか。登校初日に化物共の戦闘見せられたらそりゃビビるよな。
分かりやすい例えを言うと、朝学校に来たらグラウンドで闘牛してて牛と真正面から組み合ってる先輩と先生がいたような感じ。
「あー……そこまでビビらんでもいい。ありゃあいつらから吹っかけてきたからちょっと指導(物理)をしてやっただけだから。基本的にそんな事はせん。お前等から挑んでくる時以外はな」
B組の生徒は少しホッとしたようだ。まぁあれが自分に飛んでくるかと思ったら怖いよなぁ。
「じゃあ授業を始めるぞー」
チャイムが鳴り、授業が開始される。
「まずは元素について。基礎の基礎だな。中学校でも習ったと思うが、復習だ」
「元素は物質を構成しているものだ。おっと、酸素とか二酸化炭素とかとは別物だぞ。そっちは物素と言われている。魔術的な意味の元素は魔素、と言われているな。覚えておけよー。テストに出るからなー」
B組の人がノートを取り終わったのを確認してから説明を再開する。
「魔素は大別して6つある。火、水、風、地。これは基礎4属性だ。そして闇と光だ。これが相反2属性だな。基本この6種と考えてくれ。雷系は風と水の複合だ。雷はよく使うから覚えておけ」
黒板に4角形を描き、その各頂点に4属性の名称を書き、基礎と書く。そして光と闇はラインでつなぎ、その両方に矢印を書く。
「で、基本的に、火は風に、風は地に、地は水に、水は火に強い。相反2属性は両方が両方に有利だ。その他には等しい効果を与える。魔法の相殺に使うから覚えておけ」
4角形にそれぞれ矢印を書く。
「これが基本的な相性だ。で、基本的には相性が良ければ、大体の魔法は相殺できる。だが、それは絶対ではない事を忘れるなよ。例えば風系の魔法は地系に有利だとしても、土で構成された要塞は崩せない。相性が通じるものにも限界というものがあるのを覚えておけ」
「参考として、魔力消費が倍以上離れている攻撃は打ち消せないと思ってくれ。例えば火球は火だが、これと倍以上離れている、重風圧は打ち消せないどころか炎を纏ってこっちに突っ込んでくる。各魔法の魔力消費は覚えておけ。いいな?」
俺が実際にあった話である。相殺には限界というものがある。相殺できない魔法もあるけどな……
これが基本的な奴ですかね?




