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整地

校長さんマジギレじゃないですかヤダー。


「戦闘は許可したが……何故ここまでやった?」

「いや、固有能力ユニーク持ち相手っすよ?仕方ないでしょう!」


必死に弁解する。固有能力ユニークの相手を持ってない奴がしたらこんな具合になるしかないじゃないか。というかこれぐらいしないと勝てなかったし。初手八咫鏡ぶっぱとかしてれば別かもしんが非常に体力を消費するのだ。できれば最終手段にしておきたい。


「まぁそれを考慮するとしても……明らかに被害を拡大させすぎじゃ」

「大規模破壊型2人相手ですよ!?校舎に被害が及ばなかっただけでかなり頑張りました!」


神龍のブレスとかもすべて校舎にあてずに処理し、巨神の衝撃波は校舎に行くような攻撃は前持って潰したのだ。かなり頑張った。うん。


「それでも校庭から温泉が噴き出しそうな程壊れたのじゃ。修復は自分でやっとくれ。わしは疲れたのじゃ」

「了解です……」


渋々従っておく。校長相手に逆らってもいい事はない。自分に理不尽が降りかかったとして無暗やたらにキレるほど子供ではないのだ。50年も生きていれば理不尽な事はいくらでもある。


ならすだけじゃダメだな。巨神のせいでもうほとんど土というより砂になってしまっている。あいつの攻撃は基本的に衝撃波による振動だ。振動は原子レベルでおき、物質をばらばらに分解するのだ。直撃すると血の霧になって死ぬ事になるだろう。


おぉ、怖い怖い。

というかよくもそんな奴らと戦ってたな。俺。

よくやったな。俺。

今回ばかりは誉めてやろう。俺。


さて、少し落ち着ついたところで作業を開始しよう。

まずは砂になった部分を全て土に変換する作業からだ。校庭の盛り上がった砂を全て一か所に風を使って集め、圧縮、というより合体させる。


俺は錬金術師だが、ある程度の魔法は使える。中級程度までだがな。俺の魔法適正はそこまで高いとは言えないが、全ての属性にある程度均等的にある。

いわゆる典型的な器用貧乏だ。


だが、錬金術で鍛えられた魔力総量により、ゴリ押し気味ではあるが、中級以下ならかなりの威力で使用することができる。流石に多重詠唱系チャージスペルには及ばないがな。


閑話休題


圧縮した砂は土となる。その土をほぼ均等になるように整えていく。で、それを地盤の上に置くだけで完成である。


「どうだ?簡単だろ?」

「その馬鹿げた魔力総量によるゴリ押しですけどね」


完全自律人形オートマトンはいたって冷静に意見を寄越してくる。うぅむ。こうも反応が薄いと楽しくないな。どうしましょ。

次回からほのぼのになり始めるはず

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