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落下

戦闘用完全自律人形であるこいつの性能はかなりハイスペックである。

まぁその分作るのが面倒で途中でプログラム投げ捨てたんだけどな!


「マスター、地上へ出ると言いますけど地上は一体何になっているんでしょうか?」

「学校。分かりやすく言うと教育機関」

「なるほど。任務ミッションは?」

「なし。一応上を案内するだけだからな。構造を全部把握するくらいか?」

「了解」


というかこいつ魔力で動いてるから魔力とか補給しなきゃダメだっけか?取説書いておきゃよかった。


螺旋階段を昇り、実験室から廊下を歩いてポーション作成室を通り、職員室へ続く階段を上る。


職員室の扉を開けると、何故か空中にいた。


「……はぁ?」

「マスター。紐無しバンジーがご趣味ですか?」

「断じて違う」


自由落下が開始される。かなりの上空から落下している俺と完全自律人形オートマトン。まるで気分はスカイダイビング。


「地面までの距離は目測400mです」

「なるほど。そうか。高いわ!」


着地地点は学校のグラウンド。ぼっこぼこでべっこべこになっている。クレーターが出来ていない場所の方が少なく、まるで局地的流星群でも直撃したのかというレベルである。


「とりあえず水張るわ」

「了解です」


着地するクレーターの一つを水で埋める。空気を水に変換するだけなので意外と簡単にできるが、遠距離なのと落下中なのが合わさって難易度は思ってるよりも高い。


ざっぱーん


着水。水しぶきが高く上がり、クジラの潮吹きかと思うレベルで水が高く舞い上がった。


服がびしょびしょになり、自慢の白衣が水を吸って使い物にならなくなっている。


完全自律人形オートマトンの方は水面に立っている。熱でホバーしてやがる。何気にすげぇ。


「ここが地上ですか……」


目をキラキラさせている。どうやら初めての地上で感動しているようだ。10年間も地下に放置したしなぁ……


「あっ」


感動のあまりホバーを切らして水にドボン。うっかりさんか。


「おい、さっさと上がるぞ」

「了解です」


なんか顔が少し赤くなっている。え、恥ずかしいなんて感情搭載してんのこいつ。自己進化しすぎだろ。


「あぁ~もうなんでこうなるかなぁ」

「そりゃお前がやりすぎるからじゃよ」


深紅のオーラを纏うジジイ。校長(怒りモード)の登場である。


ほのぼのはいつ書けるかなぁ

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