絶体絶命
戦闘ダラダラしすぎですね。
死神が退場したジャストタイミングで4人に囲まれてるとか四面楚歌ってレベルじゃねぇぞ。
とりあえずゴーレム退避をしたいが、巨神に地面を揺らされたら地上に弾き出されるだろうし、かといって身体強化して逃げ切れるほど強くもない。まぁ逃げたらビームと衝撃波が飛んでくるだけだろうが。
「まさに絶体絶命って奴だな」
勇者の野郎ならスタイリッシュに切り抜けるんだろうが、俺にはそういう補正は働かないようだ。
地面がダメ、地上にいてもダメ。横もダメとなると、最終的に逃げる場所は一つしかない。
「I can fly!!」
全力で地上から退避する。と同時に地面に半径100m程度のクレーターがつくられた。
「殺す気か!?」
空気を鉄に変換し、それを蹴り飛ばす事により空中を駆け上がる。
「逃げてんじゃねぇぞオラ!」
巨神は、20mほどもあるスタ○ドの掌の上に乗り、自分を放り投げさせる事により恐るべき加速力で上空に文字通りぶっ飛んでくる。
「レーヴァテイン」
聖剣は光り輝き、大地を焦がすような灼熱を放出する。
「もうそれって剣であればなんでもいいんじゃないのか!?」
聖剣の灼熱をブースターとすることにより、聖剣は上空まで到達する。
「逃がさない」
武神は地面を蹴り、空中を蹴り、単純なステータスの高さで空中を疾走する。
神龍は普通に飛行している。龍って基本的に空飛んでるよね。ずるいと思った。
「空対空ミサイル!いっけぇぇぇ!!」
とりあえず一人につき100発程度で撃ち落としにかかる。
合計400発のミサイルはそれぞれの目標に飛翔するが、巨神と神龍は直撃を受けてももろともせず、聖剣は灼熱によりセンサーがイカれた。武神はミサイルを足場にしてこちらに接近してくる。無茶苦茶だなぁ。
巨神の爆風を切り裂き4.8トン榴弾が出現し、質量の暴力で巨神を地面に叩きつけようとする。
人体より遥かに大きいサイズの砲弾は流石の巨神でも無理だったようで、地面に墜落していく。
聖剣は対処のしようがないので放置。ミサイルも意味ないし、銃弾は溶ける。どうしろと。
神龍には大量の爆薬をプレゼントだ。狙うは粉塵爆発。少しの火種があれば一気に爆発し、全方位からダメージが入るだろうがそれでもダメージは期待できない。鉄壁すぎる防御で俺涙目。
武神はもう何をしてもダメかもしれんね。素のステータスがこんだけ高いとどうしようもないわ。とりあえず火薬をプレゼントフォーユー。
「着火!」
とりあえず神龍と武神の火薬を炸裂。神龍はなんともないようだが、武神は少しよろめいたようだ。それでも空を駆ける少女してるあたり流石。
地上の巨神の追撃(爆撃)をしながら空中戦を行うという非常に面倒臭い状態になってしまった。どうしよう。
「とー」
やっぱり気の抜けた掛け声とともに殺人キックを遠慮なしにぶっぱしてくる武神。
「灰になって頂きます」
灼熱をばら撒きながら突撃を繰り返してくる聖剣。
「ドラゴンブレスAct3」
Act3とか言いながらクラッカーを発射した時のように拡散してブレスをぶっ放してくる神龍。
……本当にどうしようこれ
次回で決着予定。




