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クロスタウン・アンノウン  作者: オブチアスマ
第2章 未来への挑戦

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第8話 UFO・宇宙人

 「疑問にお答えします、それと私の父、北条国際貿易の創設者ですが、もうすぐココに来ます」


「北条君、私には信じられない事ばかりで急激に常識が崩れ去っていってるところです、しかし貴方たちの言葉を疑う気持ちにはなれない、ジャンプ、無音のヘリ、それと・・・」


「ナムサンですか?」


「そうだ、この目で見た、指が4本しっかり動いていた」


「あーあはははっ今もここに居ますよ」


「えっ本当か?ぜひ会話をしてみたい」


宇宙人型アンドロイド・ナムサンは姿を現した。

流暢な日本語で3人は挨拶をした。

「博士、今後ともよろしくお願いいたします」

「しかし、かてぇーなあーもっと気楽にしなよ」

「俺たちは神の使いだ」


固まっている博士にサンが言う。

「博士、俺たちは博士が子供の頃にも数回会っているよ一方的だったけど憶えていますか子供の時に見たUFOを」


「えっ・・・確かに昔、空に浮かぶ不思議な光を何度か見たことがありますが・・・」


「ソレ俺たちです、過去にさかのぼってタイムスリップして、ざっと観察させてもらっていました」


「タイムスリップ?そんな事が可能なんですか?」

サン

「ハイ」

ナー

「俺たちは神の使いだ」

ムー

「しつけぇんだよオメェはいちいち」


サンが続ける

「未来に行くのはリスクがありますが過去へなら割と簡単です」

「俺た・・・」

「このぉっまだ言うかてぇめぇっ!!」

ムーさんが短気を起こしてナーさんに掴みかかり

追いかけっこが始まった。


「おっと、又出た短気じじいっ!」

「なにコラッー」

ドタバタと部屋を走り回り、もつれあってレスリングのように戦い始めた。


博士は…どんな表情をしていいのかわからず夢でも見ているような顔をしていた。


一行(かずゆき)が笑いながら博士に言う

「あははアレは博士に歓迎の気持ちをこめた彼らのコントジョークです、笑ってもいいんですよ、博士」


「あぁ、そうなのかね、ふふっ、うははははっあはははっ」


博士が笑い出すとサンが一緒に笑い出し、一行も笑い出すと

ナーとムーもこちらに向き直り一緒に笑い出した。


部屋が笑いに溢れた時、遅れていた北条一(ほうじょうはじめ)が部屋に入ってきた。

「おっ盛り上がってますなぁー」

一は博士と目が合うと両手を挙げて挨拶とハグをした。


「博士っないすとみーちゅー」

「あぁどうも初めまして」

「おぉ日本語大丈夫そうですねぇー良かった」


床に寝っ転がったままのムーさんが言った。

「はじめー腹へった、めしにしてくれ」

ナーさんが続けた

「賛成ーっ」


「おーじゃそうしますか博士、御家族も食堂に御呼びしますね」

「あぁ、はい」


「ナムサンは悪いが博士の御家族に会うのはまだ早そうだからココで食ってくれないか」

「了解」


「それじゃあ博士、仕事の話なんかは食事の後にでも博士、酒はいける口なんでしょ?」

「あぁまぁワインをたしなむ程度でして」

「なるほど了解です」


あれこれと軽い挨拶の後、食事会では家族たちをリラックスさせるため厳道たちが道化師芸を披露した。


厳道と戒道と力道の三人がへたくそな唄を歌ったり、マジックや失敗だらけの曲芸をやって見せると大変盛り上がった。

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