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クロスタウン・アンノウン  作者: オブチアスマ
第1章 北条財閥と国際函館南警察

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第17話 ロズウェル事件2

 そもそもアガルタの神々は皆、寛大で陽気だ、笑って、やんちゃな三人の新人グレイの行動をモニターしていた。


 観光気分の三人に怒ったわけではなく、かわいい三人に対しアガルタの神がいたずら心を起こし

「雷」で三人の乗る浮船を破壊して脅かした。


 初心者マークの三人は慌てたが遅かった。


 墜落したのがアメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェルだった。


ナムサンの三人は噂に聞いたトリニティ実験場に向かっていたのだが、どうも本当は「それ」を由(よし)としないアガルタ神たちの意思があったとも考えられる。


 その後、仮死状態のサンさんとムーさんを連れ抱えて

ナーさんがテレポートしてアガルタに戻り仮死状態の二人に蘇生処置が施され現在の三人がいる。


 UFO墜落現場対処にあたったアメリカ軍人たちは生き残ったグレイが日本語を話すので大層驚いていた。


「いーや、まいったよ実際、あとで誰かに怒られるだろうしサンとムが死んだからな・・・まじビビった」とナーさんが言った。


 その後アメリカにエリア51が建造されたのは有名だ。


だが、それはアガルタの亡命したグレイが協力したのではなく月の住人たちとの作業らしかった。


 そして健一は先日の十字街UFO事件の真相を聞きたいと思っていた。


一凜署長が言う

「あれは警告を受けてたんだけど時間にズレがあってね、それとあの事件は健一、あなたを拉致誘拐する為に月の住人が起こした攻撃だったのよ」


「えー?なんで俺が・・・っていうか、車とか建物破壊したのは?」


「あれはナムサンのバカ、二日酔いで・・・月の住人は、黒服の二人よ」


「えー・・・・グレイ・・アンドロイド二日酔い?」


「はい」署長の不機嫌な顔は親近感がある。


「で僕が狙われたんですか・・・・月・・・に・・・」


「それは私と、ここの喫茶店・先代マスター安次郎の二人がタイムトラベルして戻ってくる際の『キーパーソン』に健一を指名したからなのよ、ごめんね」


「ごめんねって・・・キーパーソン?で、あんな事起きるんですか、あの黒い人たちは、やっぱり人形なんかじゃなかったんでしょ、っていうか安次郎さんも関係あるんですか?・・・」


署長が言う

「ある、実は彼、タイムトラベラーなの、今、健一の警護はこの建物ごとアガルタロックで大丈夫な上に念には念をいれてナムサンの三人に健一の警護頼んだから安心してね」


「えー!?い、いや、全然聞いてないよ、そんな・・・・だってさ、それだったら前もって、っていうか警察もマスターもひどいよ騙されてたようなものじゃん、それと・・・」


「ガタガタ言わないっ!」突然、ナーさんと映画を見ていた

宮田ミキが勢い良く立ち上がった。


それを見た一凜署長は下を向き笑いを必死でこらえだした。


「あんた、私のこと、どう思ってんの、私は健一が好き、未来の旦那様として尊敬してるわ、だから、だからガタガタ言わないの!!」


 突然な愛の告白、突然、怒鳴られて・・・すごく嬉しい気持ちの健一だった。


グレイ・ナーさんは急に怒り出したミキに口を開け

『ポカン』としている。


幼馴染で気心知れたつもりだった目の前のミキは美しかった。

怖い顔をしていて身長165センチ、胸のふくらみも十分で、体をよじって立つ姿もウェストが綺麗だ。


 長い間モヤモヤした気持ちのあった

しょうもない自分のことを、こんなに熱く思ってくれているミキに対して


突然の告白ながらもドキドキして健一は思った。


『ミキになら・・・あげてもいい・・・』

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