37/38
エピローグ
第1章、終了です。
何も無い倉庫。
1つ人影が動く。
「聞こえる?おーい。キオク?」
何も無いところに話しかける少女が1人。
『はーい。聞こえるよ。いやー、負けちった』
そして、魂だけの存在が1人その倉庫にはいた。
「やっぱり、ココロが封印できるのは肉体だけみたいだね」
『そうだね』
「あと、夜端の大切なものは思い出だって」
『ふーん。ありがと、情報提供』
それよりも、まさかここでキオクが退場か………
思ったより計画が崩れたな。
「君の能力は絶対に必要だから、よろしくね」
『なら、早く封印といてくれよ。じゃ、私は寝るから。目覚めさせたいなら封印解いてよね。おやすみぃ』
「はいはい。おやすみ」
さて、私の目的は変わらない。
計画に支障はない。
いや、結構きついかも。
それでも関係ない。
相手してくれるよね、ココロ。
「今回はちょっと辛いだろうな。特に和乃ちゃん」
微笑む人影が1つ。
「私の名前は『タマシイ』」
さらに不気味に微笑む人影が1つ。
「さぁ、第2回戦、開始だよ!!」
不気味な笑い声をあげる人影が1つ。
そして、不気味な声が倉庫にこだまするのであった。




