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ココロ
『あなたも愛する人が現れるわ。そしたら変わることができるよ』
親友の言葉が蘇ってくる。
『僕は君を愛することは出来なかった。どうか、どうか君は僕みたいにならないでね。僕の影は追っちゃダメだよ』
ご主人様の言葉が蘇ってくる。
2人共私にとって大切な人だった。
でも……もういなくなってしまった。
死んでしまったんだ。
だからもう失う訳にはいけない。
私は……私が守るんだ。
和乃さんを守るためなら………
他の命を奪うことすらできる。
いや、その時がきたら躊躇なく奪う。
それが私の覚悟だ。
もう、決めたんだ。
次の話がエピローグを含めない最終話になります。




