第9話 繋がり
本間は、大河原の毒薬の入手経路を、探していた。病院関係者から、手に入れているのではないかと考え、 本間は 大河原の自宅の家政婦に、大河原のかかりつけの病院はどこか、または病院関係者との交流はないかと、尋ねた。
家政婦が言うには
風邪を引いても、人間ドックなんか定期検査も、大河原さんは、北條クリニックが、かかりつけの病院らしい。
本間は、早速 北條クリニックに向かい、
院内で聞き込みをした。
すると北條クリニックの医院長と大河原がゴルフに一緒にたまに行っている事を、院内の看護師から聞きだすことができた。
看護師「はい、時々行ってるみたいですよ、みなさんで。医院長の部屋にはゴルフクラブがあって、暇があれば、パター練習しています。この前コンペで優勝したらしく トロフィーとその時 撮った写真が飾ってあります。」
本間は、医院長に、事情を話し、警察は大河原を疑っていて、毒薬の入手経路を探していることを説明し、大河原さんと写ってるコンペの写真を見せて欲しいと頼んだ。
北條「どうぞ」
本間「失礼します」
本間「私、静岡県警 刑事部の 本間典健と申します。 捜索のご協力ありがとうございます。」
北條「医院長の北條です。 それで、うちの院内から 誰かが薬を持ち出したと言う可能性があるということですか..」
本間「確実では無いのですが、その可能性があります。死因はヒ素による毒物死 院内のヒ素の保管管理してある量などの記録はありませんか。内密に調べてもらいたいです」
北條「分かりました、確認させます」
本間はコンペの写真を見させてもらった。
そこには、何人か映っていたのだが、北條と大河原が隣通しで写っていた。
本間「この写真の中に、院内の関係者は、医院長以外にいますか?」
北條「...皆川君、皆川加奈子さんです。その..大河原先生の横に写っている女の人です。
皆川君は、ゴルフを趣味でやっていると言うので、私が誘って、大河原先生とも交流があり、皆で時々休日にコースを回ったり、コンペに出たりして、過ごしています」
本間「なるほど。今日は皆川さんは出勤してますか、できたらお会いしたいのですが。」
北條「確認させますね」
本間「ありがとうございます」
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本間「はじめまして、私 静岡県警の刑事部の 本間と申します」
皆川「皆川です。なにか、、ありました? 刑事さんが私のところに聞きに来るなんて..」
本間「はい、連続殺人が起きておりまして、先日開催された大河原先生の公開レッスンに参加された人達が次々に 薬物死で亡くなっています。」
皆川「いやだ...こわいわ...」
本間「それで薬物の入手経路を探しています。
大河原先生とご関係がありますね?」
皆川「え? もしかして、わたしが 先生に毒物を渡してるって疑われているんですか?」
本間「少しでも何か繋がりがあり、可能性があるのならば、疑わなければなりません。。」
皆川「大河原先生は..あんなに素敵な絵を描く画家なんです。優しいし。世界にも認められていて、大画伯がそんな殺人なんて..起こすでしょうか.. 刑事さん、他に真犯人はいるんじゃないかしら..大河原先生を羨んで、先生を貶めようとしてる人や、ただ人の注目を集めたい精神異常者とか、、そんな人が、犯人だと私は感じるけれど。。」
本間「そうですね、そういう可能性もありますね。
ちなみに5月6日は何をされていたか覚えていますか?そこから1週間後の13日と20日27日も分かれば」
皆川「アリバイ調査ですね..? 私は土曜日は病院で勤務していますし、夜勤も確か5月は多かったので、一日中院内にいることが多かったと、、タイムカードを調べればわかります。」
本間「ちなみに、いつもみなさんで どちらのゴルフ場に行かれますか」
皆川「そうですね、色々行きますけど、富士見カントリークラブが多いかしらね」
本間「お忙しいところ ありがとうございました」
皆川「いぇ、またいつでも 協力します。
犯人が捕まらないと、また 次の犠牲者がと思うと、怖くて たまらないから 早く犯人を捕まえてくださいね」
本間「はい。 ありがとうございます。
それでは失礼します」
本間は病院を出て、その足ですぐ 富士見カントリークラブへ向かった。
つづく




