第10話 従業員喫煙所
粟野誘子 52歳は、富士見カントリークラブゴルフ場のレストランにパート勤務している。
本間は、大河原と北條と皆川加奈子がゴルフに一緒にたまに来ていることを、院内の看護師から聞くことができた。
何かヒントがあるのではないかと、ゴルフ場に来たのだが、個人情報は教えられませんとゴルフ場に断られ、しぶしぶ帰ろうとしたところ、
従業員喫煙所に、粟野誘子が喫煙していて、
本間は粟野誘子に声をかけた。
本間「こんにちは」
粟野「こんにちは。。。業者の人ですか?」
本間「いぇ、、違うんですけどね、、
こういうもので」
刑事手帳をみせる本間
粟野「刑事さん?」
本間「はい。
大河原画伯と北條クリニック医院長 北條先生と看護師の皆川加奈子さんが、時々このゴルフ場に、ゴルフをしに来ると聞いたんだけど、何か知ってることがあったら、教えて欲しいです」
粟野「知ってますよ。時々来ますよ。
インコースが終わって、仲良く3人でお昼ご飯食べて、アウトコースへ出かけて行きますよ。」
本間「小さな情報でもいいので、何か三人がゴルフ場にいる時、なんでもいいので、記憶に残っていることを教えて欲しいんです。」
粟野「、、、そうですね。。。 なにか事件なんですか?」
本間「はい、大河原画伯の周辺の女性が四人、殺されている、殺人事件が起きています」
粟野「えっ? 恐ろしい事が起きていますね
そうですね。。。。
大河原様と皆川様は2人で来る時もありますよ。
皆川様はね、最近いつもレストランの席に着くと、こっそりテーブルの下で、そっと白い紙袋を大河原様に渡しています。
見られてないと本人達は思ってるかもしれないけど、私はしっかり見てました。そんな記憶があるけど、役に立つかしら、、、?」
本間「それは有力情報です!
ありがとうございます。」
本間は一度自分の車に行くと、また粟野のところへ走って戻ってきた。
本間「これ良かったら。」
車の中にストックしてあった予備の未開封のタバコをワンカートン、粟野に渡した。
本間「ちょうど同じの吸ってたから、あげますよ。」
粟野「あら?いいんですか? お言葉に甘えて。ありがとうございます。犯人見つかるといいですね。応援してます」
本間「ありがとうございます!何かまた思い出したら、いつでもこちらにご連絡頂けたらと思います。捜査にご協力よろしくお願い致します。」
本間は粟野に一礼すると、、、
この情報を早く伝えたいと柳林のいる静岡県警へ急いで車を走らせた。
つづく




